大浴場に入れるようになって嬉しい!!

 ここのところ毎日曜日、孫連れ温泉三昧。
 
 今年早々の不幸続き、最近ようやく落ち着き、温泉通いと相なった。
 
 病気以来今日まで、温泉と言えば、バランス失ったための自立歩行不自由のため、温泉と言えば貸切風呂専門だったため、選択の幅が狭く苦労してたのは事実である。
 
 それではイカンと、孫の肩を借りながら、じっくりとリハビリに励んだ。その甲斐があり今では何とか1人自力で大浴場に入れるようになった次第である。嬉しいの一言に尽きる。
 
 でも最初のうちは、滑り易いタイルの床が本当に恐ろしかった。私の様な者の一番の恐ろしさは、何とかフラフラでも歩いててぶつかって転ぶ事である。だから比較的空いてる時間帯を見計らって入るのである。風呂は別にしても、都電のラッシュみたいなのが一番困るのである。そこで馴れるために、出来るだけ歩行練習を外でやるようにしている。何故なら、道路のチョッとした勾配、つまり前下がりが一番辛いのである。知らないうちに歩行の速度が速くなり、止められなくなり転ぶ危険性大だからである。笑い話ではないが、本当にほんのチョッピリの勾配でも早足になってしまう。あれおかしいなと思ったと時にはもう遅いのである。本当に大変である。だが歩きたい一心の努力なのである。それこそ苦しさの闘いなのである。
 
 病気で倒れた時の、私への気配りで妻がした「面会謝絶」、以来連絡のもらえない、知人や商売の知人は、とうに私は亡くなってると思ってる。(笑)
 
 私の今の気持ちは、そう言う方々に、歩いて「こんにちは」と言って行って見たいのである。悪い冗談だろうか。