電子辞書の驚き

 私は今秋、ある意図をもって国家試験に挑戦中である。4年前に脳出血を患い、会社の代表者としての営業活動が出来なくなり、個人事務所を夢見ての挑戦である。ところが左手の失調で重いものが持てない。つまり分厚い参考書等持てないのである。右手にペン、左手に参考書と相なるのだが、家や会社の机上の場合は良いのだが、病院等の1日がかりの空き時間を出来るだけ利用してと考えると、どうしても分厚い参考書等持って歩けないのである。どうすればと考えた挙句の結論が電子辞書の活用だった。
 結構高かったが投資的感覚で決断した。私は商売柄(会社の兼業でPCやソフトや周辺機器も扱っている)殆んどがネットだったので翌日には手元に入った。
 
 実物に触るまでは、唯のデジタル電子手帳位にしか考えなかったが、(今までザウルスを初め殆んどのPDAは経験済みだった)実物を手にして、実際驚いた。ここまで進んだのかと。私が目指してる国家試験の参考書はもとより、2~3年くらいまでの過去問は勿論の事、法の条文までもが閲覧出来た。それに辞書はもとより豊富なコンテンツ、勿論PCと連動させれば、ホント無い物が無いほどであり、歩く書斎と同じである。どうしてもっと早く気付かなかったのかと今は後悔してる。
 
 私はこのブログの記事を書く時もPCの前で、グーグルからの情報が主であったが、これからは外出先でちょっと手が空いた時に軽く簡単にこの電子辞書で下書きが出来、それをPCに取り込んで、書けるようになった。ありがたい事である。
 
 まずい事に夜この電子辞書を使ってる事を、小6の孫に見つけられ、今は半分この孫に使用されている。孫の母と妻には軽蔑の眼で見られているのがチョットと言えばチョット辛い。(笑)