どこまで拙劣な民主党内閣と閣僚

 15日夜は、自らの不人気ぶりを逆手に取り、再生可能エネルギー促進法案の早期成立を主張するなど、菅首相の続投意欲は、依然衰えていない。
 しかもその菅首相「菅の顔だけは、もう見たくないっていう人も結構いるんですよ、国会の中には。本当に見たくないのか! 本当に見たくないのか! 本当に見たくないのか!!! と3回も叫びながら、それなら早いこと、この法案を通した方がいいよと」などと述べたのには恥ずかしい限りである。本当にこの人首相としてのポリシーがあるのか疑わしい限りである。
 
 それに先日は内閣改造して政権延命の話まで出、ホントこの人は何を考えているのだろうか。そしてまた昨日、有識者による「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)は22日の会期末までに菅首相に退陣時期を明らかにすべきだとする緊急提言を発表すると言うおまけまでついた。前代未聞である。また、辞任の意思の無さそうな菅首相を前にして、先日馬淵澄夫元国土交通副大臣(50)が「ポスト菅」に名乗りを挙げ、これで前原誠司前外相(49)、野田佳彦財務相(54)鹿野道彦農相(69)小沢鋭仁・前環境相(57)樽床伸二・国家基本政策委員長(51)と総勢6人になったが、唯一鹿野農相だけが自ら発言してない。
 
 立候補が取りざたされる議員はいずれも皆さん国民の知名度が高いとは言いがたいが永田町の常識を覆す意味では、私はそれなりに評価したいが、政治力は未知数である。
 
 ただ、仙谷官房副長官が押してる野田財務相に至っては誠に幻滅である。何故なら今までにその存在感さえ発揮せず、今になって内閣の、財務省としての悲願の国債特例法案の成立に向けて自らの首を差し出す拠に出るとは、あまりにも軽薄でありKYである。自分の首の重さを計った事があるのだろうか。軽い首なら出さない方が見のためである。その言葉を吐くには10年早い。というよりこれらが「ポスト菅」の面々とはあきれ果てた政治闘争ではある。
 
 ここまでくれば私は思う。大マスゴミに洗脳された国民の常識に逆らい、ネットの常識に照らし合わせて、残る小沢一郎に一度この荒んだ我が国日本を任して見たいと思ってる今日この頃である。いや、希望では無く熱望である。