自民党総裁選に立候補した河野太郎規制改革担当相はタブーである原発を容認発言したが同感である

自民党総裁選をめぐり、河野規制改革担当相が10日、立候補を正式に表明した。

 

河野規制改革相「人が人に寄り添う、ぬくもりがある社会をつくっていきたい。実行力、突破力は誰にも引けをとらない」出馬会見で河野氏は、ワクチン接種などの実績をアピールする一方、エネルギー政策では、「安全が確認された原発を当面は再稼働していくのが現実的だ」と述べた。

また、出演した「イット!」では、「ロックダウンまで含めた権限を政府に与えてもらえないかという議論はしていく必要がある」と指摘した。

出馬表明している高市総務相、岸田前政調会長は次のように述べている。

高市総務相「(河野氏は)とっても元気な方だと思います。反原発原発ゼロでしたっけ、そのポスターがいっぱい貼っててその印象があります」

岸田前政調会長「政治家はややもしますと、能弁にしゃべるわけですが、怒鳴ってばかりだけではチーム力というものは発揮できない」

一方、党改革を訴える派閥横断の若手議員らが、10日夜、議員連盟の設立総会をオンライン形式で開いた。

総裁選の構図は3人の争いが軸となるが、若手を中心に派閥による投票先の一本化に反発もあり、各派閥の動向など行方は混沌としている。

一方、立憲民主党は、低所得世帯に1人10万円給付するなど、コロナ対策の緊急提言を取りまとめた。

近く政府与党に申し入れる。

 

 

これ『河野氏 総裁選出馬を正式表明 「原発、当面再稼働が現実的」』と題したFNNプライムオンラインの 2021/09/11 07:47のニュースである。

 

 

2011年の東日本大震災福島第二原発事故以来タブーとされた原発容認発言、恐らく河野さんが初めてではないか。

私自身も言い出せなかったが、温室効果ガス対策においては原発が再度見直しが必要ではと思っていた。あれほどの事故を起こした後である。今後二度と話される事は無いだろうと思っていたが、経済の発展に比例して地球温度の上昇においての異常気象災害の多発等考えれば、クリーンエネルギーの代表に見られてる太陽光発電には膨大なカネがかかる事で、安全を担保できれば原発もと言う考えが改めて考えなければと言う思いである。

戦後の経済復興は目をみはるばかりだが、それに比例し豊かになった社会構造の変化により、電力需要が格段に増大した。それに供給する電力量が追い付かなくなり、改めて原発がと言う事ではないか。もう発電は頭打ちになっていて現在それが人間生活における最優先課題となっている。だからこそ政治家は危機感を抱き、河野さんの言葉となって表れたのではと理解している。