菅首相を例えれば「気違いに刃物」である

 もう怖いものは何も無い。震災復興に全力を尽くす。菅の言い草であろう。
 
 正に菅首相「裸の王様」「レームダック」何するものぞ。意気軒昂である。永田町初め政界と国民はしらけるばかりである。しかし、この首相の不可解な行動は何のため?。何かわざとらしさも漂う。首相が言うメド、つまり2011年度第2次補正予算案と特例公債法案、再生可能エネルギー促進法案の成立を言うが、今の状態からはそれは100%無理と言うもの、と言う事はメドがつかないと言う事になり、首相自身退陣は遠のくと言う事になり、菅体制は続く事になる。いかにも亀が考えるような事である。その間に亀がまたもや自民に手を突っ込んで、参議院の「ねじれ」を解消し、長期政権を企むと言う筋書きでは無いだろうか。現に今参議院は先日の自民党の浜田議員の離党により、野党の共産と社民が同調すれば過半数まで来たのは事実であり今、一歩であるが、世論に押され菅退陣がその通りになれば、国民新党の存在そのものが無くなり、1丁目1番地の「郵政改革法案」が水泡に帰す、延命を画策する首相との利害が一致した結果であろうが、亀井静香らしくない策略に見えるが、そこまで追い詰められ必至と言う事であろう。いづれにしても、それが吉と出るか凶と出るかは、この二人の二人三脚の成り行き次第だろうが、今の菅首相の不信用では成功の確率は薄いと私は思う。