この24日に西岡武夫参院議長が「1票の格差」の抜本改革を各党に提示した内容に沿って7月の参院選で各党が獲得した票を当てはめて試算したところ、みんなの党と公明党が躍進し、自民党は惨敗し、民主党は微増となったそうである。ここで、その議長の改革案をもう一度確認してみると都道府県単位の選挙区を廃止し、現行の比例代表を全国9ブロックに分け、選出の方法には非拘束名簿式を採用する。政党名と候補者名での投票を合算して党の当選者数を割り振る。各党の中では得票数の多い順に当選者を決める仕組みだ。衆院も全国11ブロックの比例代表制をとっているが、今回の議長案ではブロック間格差を抑えるため有権者の少ない中国と四国を一本化するなどして9ブロックにまとめた。
これで7月の参院選で各党が獲得した票を当てはめると次の別紙画像のようになる。