昨年分の政党交付金使途報告書の公表で、この支払った金ほど惜しいものは無い!

 総務省は26日、2013年分の政党交付金使途報告書を公表した。政党交付金を受け取っていない共産党を除く当時の14党の支出総額は前年比16.8%増えて356億7400万円だった。7月の参院選に向けた政治活動費が大幅に増えた。12年12月の衆院選に伴う費用の支払いが翌年にずれたものも多かったようだ。
 支出全体をみると、政治活動費が前年比34.1%増の201億2000万円、人件費、事務所費などの経常経費が横ばいの155億5400万円だった。政治活動費のうちポスターやビラの作成費、遊説費用などの「宣伝事業費」が約4倍の115億9700万円と大幅に増えた。
 支出総額を政党別にみると自民党が20.2%増の143億7900万円、民主党が2.2%増の132億2200万円だった。12年の衆院選で政権復帰を果たした自民党が4年ぶりに民主党を上回った。
 政党交付金は所属国会議員の数や国政選挙の得票数に応じて決まる。交付額は自民党が150億5900万円と最も多く、4年ぶりに民主党を上回った。続いて民主党が77億7500万円、日本維新の会が29億5600万円だった。使い残しを積み立てた各党の基金の残高の合計は147億8300万円だった。

これ「政党交付金、14党の支出額16.8%増 13年参院選で 」と題した日経新聞26日17:00の報道記事である。

 今回も昨年分の政党交付金使途が公表された。これら政党に払った金ほどムダで惜しいものは無い。何故なら選挙と政局に勤しむだけで、議員本来の国民の代議員としての使命を全うしてないからである。共産党だけが受け取ってないから何も偉い訳でない。本当であればその共産党が率先して与党に対峙して政治を変えてくれるなら、その金を受け取ってでもやってもらいたいと思うが、その共産党も国民不在のイデオロギーが余りにも偏っているからである。今の選挙制度では好むと好まざるとに拘らず、1選挙区1人の選抜である。なら自分だけの主張では無く、与党に対峙出来る政治を作る努力をするのが議員としての仕事ではないのか。現在の各政党の動きを見てれば、とても国民の受益を考えた行動はしていない。だったら国民からの寄付金ともいえる政党助成金は受け取れない筈である。普通の人間だったら恥ずかしくて下さいと言えない筈である。だからこそその政党助成金201億円は、足りない足りないと言ってる社会保障費にでも充当した方が、どれだけ有意義かと私は思う。余りにも情けなくて言葉も無い。