衆院北海道5区補選 私の現在予想

 地元紙北海道新聞の現在の予想は世論調査を元に町村氏優位、追う中前氏との報道だ。しかし、投票先を決めていない有権者は3割近くおり、流動的な要素もある。 と出てた。

 私は、別にそれにかける訳ではないのだが、自分なりの予想をして見たい。立候補者者は5人いるが事実上民主党中前茂之(38)氏と自民党町村信孝(66)氏の戦いであろう。
元建設官僚と自民党清和会会長の戦いでもある。

 町村さんは前回選挙区で敗れはしたものの比例で救われ、れっきとした議席はあったのに、今回わざわざその席を投げ打っての出馬である。折角の議席をである。それだけ自民党清和会会長の派閥の長としての、メンツが立たなかったのだろうか。我々凡人には一向に理解しがたい。しかし、今現在政治形態も変わり、派閥はもう機能不能と言うに、何にこだわっているのだろうか。今後の政局を見据え派閥の長として、フリーハンドを確保する意味なのか。

 思うに昨年の政権交代民主党への期待が、この1年で裏切られたと国民に思われても、未だ自民党への不信はそんなに晴れず、国民の民主党への期待度はそんなに落ちては居ないと考えている。でなければ、昨年の参院神奈川選挙区と参院静岡選挙区の補選での勝利と今年6月の参議院通常選挙で、政権がひっくり返るほどの大敗を決した筈である。そう言う事から考えても、今回のこの5区補選はいくら町村さんと言えども、私は勝利は難しいのではと思っている。もう、自民党の時代は過ぎたのである。小泉・竹中改悪コンビの余韻をその倅、ひよっこ進次郎に託すとは自民党も、もうろくしたのか、KYの党に成り下がったのか。いづれにせよ気付かぬ自民党に明日は無い。