衆議院議員の補選が終わりその結果に思う

 昨日4月28日の衆議院補欠選挙、東京15区・島根1区・長崎3区の開票結果が出て自民党は不戦を含め議席を失い立憲民主党の完勝に終わった。大都会東京15区の選挙戦は小池都知事自らの今後も占う選挙戦だったが、もう小池マジックは賞味期限も過ぎ自身の国政進出も黄信号との感も免れない。

 私的には小池マジックで乙武洋匡さんを担げば完勝と踏んだのだろうが、流石選挙民は賢い。タマが悪かったと言うべきだろうと思われる。確かに乙武さん先天性四肢欠損症(生まれつき両腕と両脚がない)という障害があり、選挙戦でのお涙頂戴より「ああまたか」の飽きが前面に出た結果と言えなくもない。政治に興味を持って約60年以上、その評を持って言わせて頂けば、両手両足の無い人間が自ら介護無しで動けず、公僕としての責任が果たして出来るのかと言う現実が突き付けられた結果と言えよう。また他の選挙区は、自民党総裁の岸田さんの国民に対する「有言不実行」の信用の無さの露呈の結果と言える。今後岸田おろしが再燃し、もしかしたら菅義偉元首相の再登板が観られるかも知れない!