人生願望である住宅取得のお手伝い

 戦後のベビーブームっ子である私は現在後期高齢者の仲間入りをしてこの5月で12年となり、喜寿を迎える。

 子供の時からの夢は飛行機のパイロットになるのが夢だった。そのためには大学で航空工学か宇宙工学を学ばなければと当時子供ながらに思っていた。そこで調べて見ると、その学科のある大学は、旧7帝大と言われる難関国立大学にしかない事と、裸眼で1.5以上の視力が無いとだめな事が解かった。当時私の視力は、夜暗がりでマンガを読み過ぎて、0.5位で小学校の低学年からメガネを掛ける位悪かったからパイロットは諦めざるを得なかった。そこで考えたのが住宅設計の建築学だった。元々国語や社会の文系科目が苦手だったし、物を作るのが好きだった私は中学時代、当時あった技術家庭と言う科目で足踏みミシンを使って前掛け(エプロン)を作ったものが素晴らしい出来で褒められた事が原因でもあった。それで何とか4年制の大学に進み建築学を学んだが、親父の会社が土木工事会社だったので建築から多少離れてしまったが、建築が忘れられず、片手間に住宅の設計をやりながら約10棟以上は設計施工した。今は建設と不動産の会社2社は事実上息子に譲り、建築を忘れまいとテレビ朝日の「渡辺篤史の建物探訪」と同じくBS朝日「辰巳琢朗の家物語」を愛聴してる。

 「渡辺篤史の建物探訪」は首都圏に限るが新築住宅のご家庭の訪問で間取り等どちらかと言えば視覚的に部屋を紹介してくれている。また「辰巳琢朗の家物語」の方は新築と言うより築年数が経過したリホームに焦点を当ててて、間取りとあいまって仕上げ材を詳しく紹介してる番組でもある。これから建物を計画してる人やリホームを計画してる人にはピッタリな番組と言え、推奨できると思っているし、都会的センスの良さは随所にみられいくらかセレブ指向の方にはもってこいの番組だと思うし、ぜひ紹介したい番組でもある。