党首選出馬宣言・出馬会見勝負あり?

 昨日の出馬宣言・出馬会見を見た限りでは、私は大人とこども位の差が感じられた。
 これは私が小沢前幹事長を推してる欲目だけではない。政策論争的評価をしたらそう感じたのである。大マスコミはこぞってこの党首選を「政策論争」の場にと言っているからである。
 こう言う論争はやはり大局的な見地より、最終的には国民生活への政策の是非論で然るべきと私は思う。「木を見て森を見ず」ではいけないと思っている。ましてネガティブ的論評は差し控えるべきではと思う。予算委にふさわしく無いとは失礼な話と心得る。そして相手を敵対視する事によって世論を見方に付ける的戦略は「政策論争」から外れた卑怯な方法と私には映る。これは言いか悪いかは別として、政策的資質が無い事の裏返しでは無いか。
 いづれにしてもサイは振られた。9月14日までの2週間熾烈な戦いとなろうが、正々堂々の戦いを期待したい。
 私を含め少しは政治に興味を持っている者や政治のプロ達はこの党首選出馬宣言及び出馬会見をどう見ているのだろうか。中にはこの戦いは「資格の無い者と資質の無い者の戦いだ」と言う人が居た。言い得て妙である。資格は払拭されればスタート台に立てるが、資質が無いのは致命的である。しかし、プロは良く見てる。感心した。