今日の党首選公開討論会勝負あり

 本日の午後1時から2時間を越える日本記者クラブ主催の公開討論会が先ほど終わった。
 この討論会を見て正直役者の違いを感じたのは私だけだろうか。
 時間を計って見たが3:2の配分で圧倒的に小沢さんへの質問時間が多かった。これは2人だけの一騎打ちの戦いには珍しい現象であった。裏返せばそれだけ小沢さんに対する注目と期待度の表れではと思った。本当に私は菅さんが哀れに見えてしょうがなかった。私でさえそうだったのだから、プロの方々と菅陣営はどう思ったのだろうか。
 2人を対比して見ると、菅さんの場合は、改革と実行が大事と美麗句は並べるが、具体的な方法論がまるで無かった。1に雇用2に雇用3に雇用と雇用が全てと言う割にはその雇用はどうして生み出すのか、の方法論を示さず説得力がまるで無し。この人本当にやる気があるのかさえ疑う様相だった。
 それに比し小沢さんの場合は、1つ1つ丁寧に具体策を並べ、自分しか出来ないとの訴えを主張していた。特に外交の普天間問題については、鳩山前総理の時の日米同盟を基軸として、政府と沖縄と米国との三者にて知恵を出し合い、現実的に納得する方法をとる事を明言する等説得力のある発言が目立った。