昨日日曜朝のNHKと朝日の政治討論を見て

NHK日曜討論

テーマ「前原大臣に問う どうする?高速道路」

出席者各党代表の面々
前原国土交通大臣
近藤正道社民党政策審議会長代理
森田 高 国民新党政策調査会長
石破 茂 自民党政務調査会長
斉藤 鉄夫公明党政務調査会長
小池 晃 共産党政策委員長
浅尾慶一郎みんなの党政策調査会長

前原国土交通大臣はさすがクールで動じない論客だ。自民党でも論客の第1人者である石破茂自民党政務調査会長と対峙しても1歩も引けを取らない様は安心して見ていられた。
思うにこの討論もそうだが、どのメディアの討論も最近の自民党は何か政権交代してホッとしているところが見受けられる。この国の今の現状と出来なかった政策が政権交代と言うクッションに、一時的に救われたような気持ちが透けて見えるのは私だけであろうか。民主党と言う党が55年体制自民党の尻拭いで、今苦労してるのを見るにつけ、これが政権交代と言う現実なんだと識者が言う言葉に、私は割り切れない気持ちを感じている。


朝日サンデーフロントライン
コメンテーター
藤原帰一東京大学大学院教授
星  浩朝日新聞社編集委員

消費税問題
大塚耕平 内閣府副大臣
野田 毅 自民党税制調査会会長

野田さんと言うと自民党でも1,2を争う論客だ。
しかし、税制論議を聞いてて、私はだんだん不愉快になった。野田さんは歳入歳出の原理を口説く説くが、私は聞いててじゃあ何でその原理が一番解ってた与党自民党が今までやれずに、いややらずに来たのか不思議でならない、まるで今までを他人事みたいに言う気が知れない。我々から見たら「自民党よ、今よく立派な事を言うじゃないか、じゃあ何故今があるんだ?、言ってるように自民党がやってたらこうなってなかったろう」と言いたい。これだけの借金作ったのは誰なんだと。


本日発表の首長新党について
山田 宏  (杉並区長)
中田 宏  (前横浜市長
相川 俊英 (解説(ジャーナリスト))
福本 容子 (毎日新聞論説委員

4月18日午後3時から首長新党の発表だそうな。
このテレビ出演時点では新党名は決まっているが今は発表できないと避けた。

首長新党の政策→「小さくて賢い政府」
◎国会・地方議員を半減、国家・地方議員を2/3に
◎“権限”と“財源を”地方中心に分ける
◎「道州制を導入」(産業政策=“道州”福祉=“市町村”)
◎外交・防衛 司法=中央政府
構造改革路線を追求
◎経済成長の法人税減税(40%→30%程度)

新党の概略を聞いてて私は中央の経験の無いこの方々は、確かに立党の精神を熱っぽく語ったが、民主党の苦労も解らず、「言うは易く行うは難し」だと思ったが彼らは気づいて無い。