昨日(8月29日)のNHK日曜討論を見て

第1部 菅vs小沢  どうなる民主党代表選
第2部 円高・株安 経済政策を問う
 
第1部は、来月1日に告示される民主党代表選挙。
再選を目指す菅総理大臣に対して、小沢前幹事長が立候補の決意を示し、事実上、2人による対決の構図が固まった。
そこで両陣営の代表に、選挙戦で何を訴え、どう戦うのかを聞く。
第2部のテーマは、日本経済。
急激に進む円高や株安にどう対応するのか。
そして、いま必要な経済対策は何か。
政府の代表と4党の政策責任者がスタジオに集結。
経済政策をめぐり徹底討論する。
 
○出 席
(第1部)
民主党 副代表■山岡 賢次さん
内閣総理大臣補佐官■寺田 学さん
 
(第2部)
内閣府副大臣■大塚 耕平さん
民主党 政策調査会長代理■櫻井 充さん
自由民主党 政務調査会長■石破 茂さん
公明党 政務調査会長■斉藤 鉄夫さん
みんなの党 政策調査会長■浅尾 慶一郎さん
 
○司会
NHK解説委員 島田 敏男さん
 
第1部の菅vs小沢どうなる民主党代表選は、おしゃべりの山岡VS口の重い寺田の対決、半分討論にならないため進行役の島田さんが苦労してた。皆さんご存知のように聞かれない事までしゃべる山岡だし、かと言い島田さんに促されなくば言わない寺田、どちらも人選が間違っていたのではと私は感じた。中身はいつものように小沢側は竹下さんみたいな言語明瞭意味不明の山岡だった。それに対し菅側の寺田は言葉ではやらなければ、やるんだと言う言葉の羅列。しかし、この緊急経済対策の必要時にも、静観・無策の内閣が何を言ってるのかと実際笑いをかみ殺した。

 そして第2部の円高・株安経済政策を問うでは、政府側の大塚と櫻井はなるほどと頷く事多いが、裏を返せば、トップである菅首相の決断力と実行力の欠如と感じた。と言う事は無策の前に、それさえも解らない宰相としての資質の欠如では無いのか。手駒が当然な事を言ってても実行しない、いや出来ない?人間のように思えた。政府側のこの2人は何か野党に対し親分の器量を弁解してる?ように私には見受けられた。この2部の討論を聞いてて私は本当に前原や岡田そして野田さんたちは皆菅さんを宰相に余りある器量の人間と思ってての支持だろうか、私はじかに聞いてみたいものである。
 政治家はプロ野球の選手のように、口ではいくら偉い事言っても、要は実績がモノを言うつまり実行力でありその結果である。ビッグマウスは無用なのである。