史上初の再投票となった日弁連(=日本弁護士連合会)の会長選挙の投開票が10日に行われ、多重債務問題の取り組みや「年越し派遣村」の名誉村長などで知られる東京弁護士会所属の宇都宮健児弁護士(63)が当選した。現執行部路線の継承を掲げた日弁連前副会長の山本剛嗣氏(66)=同=を破って当選した。再投票は現行選挙制度になった昭和50年以来、初めてだそうで、司法関係にも政治よろしく政権交代と相なった。
私は商売柄(不動産)、法律(権利関係)に従う機会が多く、特にそのため弁護士の先生方とは非常にお付き合いが多いのは事実ですが、正直に言わしてもらえば、私のお付き合いをした先生方は、私だけかも知れないが、先生方には申し訳ないが常識的にちょっと首を傾げる方々がほとんどでした。
思うに、今度の日弁連宇都宮新会長はかなりの苦労人らしいので、是非弁護士の現状を把握して頂き、国民のため国民が弁護士に何を依頼したいかをお汲み取り頂き、優しい気持ちを持って接してもらいたいものだとお願いしたいものです。