鹿児島県阿久根ブログ市長に思う

 鹿児島県阿久根市竹原信一市長=通称ブログ市長が29日夜、反市長派市議が市内で開いた議会報告会に姿を見せ、「今後も議会には出席しない」と宣言し「反市長派には市政運営に参加させない」とも挑発し、辞職を迫った市議とつかみ合いの騒ぎとなった。とあった。
 思うに、この市長ここのところの騒動を良く観察してみると、何か子供じみてどうも精神年齢が若いみたいだ。ブログ市長と呼ばれる位だから今風の人なのだろう。しかし、この市長民意と言う言葉を勘違いしてるのではなかろうか。大統領的選任だから何をしても良いと思っているのではと思う。人間知らないジャンルの事は非常に気後れする、特にブログを扱う人間なんて一握りでありメジャーで無いから、これをやれない人は人間で無いと思ってもいけないし、前面に出してもいけない。知らずに相手からそう思われていたのではないかと私は思っている。相手に気を使う、相手を敬うと言う、人間として最低のモラルを忘れているのではと私は感じている。
 確かに市長に共鳴する部分もあるが、一番の不幸は市民であろう。それよりだらしの無いのは市議会であると私は思う。私は地方自治法に疎いから解らないが、何か方法は無かったのか、こうまで翻弄され全国の注目を集める前に何か手立てが無かったのか不思議である。要するにこの市長を越える人材が市議会に居なかったと言う事だろう。