脱官僚依存・政治主導

  1昨日自民党政権時代7代の内閣に使えた石原信雄元内閣官房副長官が都内で講演で、「脱官僚依存」を掲げる鳩山政権について、「政治家と官僚の信頼関係がないと、良い政治はできない。官僚組織をフル動員して政策を考える前向きな姿勢が必要だ」と注文を付けたみたいだが、私から見れば石原元官房副長官はやはり自民党政権の手法にどっぷり浸かった過去の人としかみえない。上記の言葉の中には官僚組織をフル動員と言いつつ、ある程度有能な官僚に任せたらと言う心が垣間見れる。現在予算要求の過程で政務3役が寝る間を惜しんで頑張ってる姿見ての事だと思われるが、ここは我慢してやり遂げる事が大事と考える。チョットでも油断し楽しようと考えればその時点で負けだ。我々国民が選んだ政府民主党は、それをやったから官僚にやられてしまったとの思いは忘れてはならない。官僚とは忠実な理解者でなくてはならない。お館様の前を歩いてはならないのだ。お館様がバカだったらそれを諫め正しい方向に導くのが官僚の仕事であり使命だ。お館様のバカを良いことに、陰で自らの利殖だけを考えた天下り関連予算に重厚なる配分をする事は、家を潰す事つまりは国を潰す事に他ならない。