自民党総裁選に思う

 民主党政権が発足してから1週間が過ぎた。
 鳩山首相の最初の仕事は世界への日本の再アピールであり、日本の存在感を見せ付ける事である。今それは毎日のマスコミ等の発信により概ね達成され、世界にこんなにも賞賛された事は近年無かったのではなかろうか。私は久し振りに日本人であって良かったと思った。
 それとは別に、28日に向かって自民党総裁選も終盤戦に入ったが、3人の候補者の訴えを聞くに私は、この3人を含めやはり自民党は敗戦の意味をほとんど理解をしてない。派閥がどうの、地方を軽視したとか言ってるが、それもあるがそんな事ではない。戦後半年も政権を操り、与党の旨味にどっぷり浸かり、立法府の職員(議員)でありながら職員の本分を忘れ面倒くさい手間のかかる法の立案を官僚に丸投げして来たから、気が付けばマニュフェストと政策の立案さえ出来ない議員が増えたから、国民に愛想を付かされただけの話だ。このままいけば恐らく二度と政権復帰は難しいの一言に尽きる。しっかりしてもらいたいものだ。