落日の自民党復活なるか

　特別国会での首班指名も若林両院議員総会長に決まり、いよいよ党の再生ポログラムの施行と思いきや、またまた派閥領袖の老害が今もって頭をもたげ、折角の党再生の意気込みを萎えさせてしまった。この党は本当に駄目になってしまった。この期に及んでもまだ派閥運営で乗り切ろうとしてる、その考えが解らないと言うより、その派閥会合に出席して黙りこくって居る若手の代議士連中の気が知れない。恐らくこのままでは来年の参議院選挙も負けて、少数政党に成り下がるのは明白だと思う。こんな事してる間にも、いや、もうすでに民主党の小沢次期幹事長は、来年の参議院選挙を見据え着々と手を打ち、もうすでに終わっているだろう事が解らないのだろうか。昔から選挙は終わったその時から、次の選挙の始まりと言ってる事を忘れる位打ちのめされたのだろうか。選挙後のメディアで知る限り私は、自民党の面々はそこまで深刻には考えていないと見受けられる。まだなんとかなる、本当の自民党の支持者は必ず戻ってくると思っていて、今回の政権交代は一時的な現象と真剣に考えているフシがある。つまりは民主党は与党の経験無く、いづれはつまづくと見てる。自分らがいや自分らの考え方が最高と思いタカをくくってる。どんなものでもどんな人でも、他人のもの他人の考え方に謙虚に耳を傾ける事を忘れれば、いずれ足元から崩れると言う昔からのいい伝えを忘れた者に明日は無い。民意は示されたのだ。