自民党の加藤勝信総務会長や世耕弘成経済産業相らが今秋にも社会保障改革に関する議員連盟を発足させる。社会保障費の伸びを抑えつつ、健康寿命を延ばして社会保障制度の支え手を増やす方策などを検討する。病気予防やヘルスケア産業の振興を軸に対応策を話し合う。政府と連携して政策の具現化を目指す。
議連は加藤、世耕両氏のほか、党の明るい社会保障改革研究会(会長・上野賢一郎財務副大臣)のメンバー約15人が中心となる。事務局は村井英樹、小林史明両衆院議員や滝波宏文、佐藤啓両参院議員ら若手が担う見通しだ。新たな議連発足に伴い、若手だけでなく中堅・ベテラン議員にも参加者を広げ、発信力を強める狙いがある。
議連での今後の議論も、同研究会が4月にまとめた提言を土台とする。予防や健康づくりを年金、医療、介護、子育てに並ぶ社会保障の第5分野に位置付け、財政支援などの制度を整えるよう訴えた。個人や企業の「健康投資」を促す税制や予算措置の検討を求めた。これらは政府が6月に決めた経済財政運営の基本方針(骨太の方針)にも反映された。
地方で実施するモデル事業も実効性を検証していく。病気予防や健康づくりにつながっているかといった点や、国の財政健全化や経済成長に寄与するかなどを見極める。
これ「健康産業振興へ今秋に議連 社会保障改革へ議論 世耕・加藤氏ら」と題した日本経済新聞2019/8/92:00の報道である。
日本維新の会が二言目に「自ら身を切る」と言ってるが、一向にその言葉通りの行動起こされていないが、同じ国会議員の自民党の若手の今後の政策に期待したいのはやまやまだが、現状を見れば確かに年齢的には若いが耳年増的に見え、言葉だけが一人歩きしている。第一誰が考えても国会が矛盾してると考えるのが「自ら身を切る」と言いながら、ひと昔前からの懸案の「国会議員定数削減」には一切手を付けず、逆に選挙区事情(定数是正のための合区等)等で削減どころか定数増とする等余りにも酷すぎる。こんな議員に任せるより、憲法改正の国民投票のように議員に値しない議員の排除を国民投票で出来るように改正してほしいくらいである。