反社会的勢力との闇営業問題に端を発した吉本興業の騒動が長期化し、各方面に影響が及んでいる。
テレビ局では、ワイドショーが連日、問題を取り上げる中で思わぬ“ギャラ問題”が発生。吉本芸人をゲストコメンテーターに起用するためオファーをしているものの、なり手がいない状況が続き「ギャラが高騰し制作陣が悲鳴を上げている」(局関係者)という。
同関係者は「従来、単発出演で1万円レベルの芸人なら今は1回あたり数万円。20万円レベルの芸人なら40万~50万円と数倍になる」と頭を抱える。
放送作家は「芸人の大半は触れにくい話題。逆に新たなネタを掘り起こしたい番組側の需要は絶えず、高騰傾向が続く」と指摘。
結果、各局による芸人への直撃取材が増加しており「それはノーギャラ」と中堅芸人。とろサーモンの久保田かずのぶ(39)らは番組に出演しており、別の放送作家は「“難しい仕事だがチャンス”とみるたくましい人もいるようだ」と話す。
ドラマ、映画界にも余波は広がっている。吉本が制作段階から深く関わっている作品について、反社チェックの徹底を従来以上に強化。制作会社社員は「関わったスタッフの隅々まで調べる必要があり、調査費で予算が圧迫されている」と証言する。
配給会社関係者によると「数億円規模の大作なら体力はあるが、単館上映の映画など、安い資金で作る作品にとっては死活問題」という。意外な方向に飛び火する騒動。沈静化を望む声も多い。
これ『吉本コメンテーター芸人ギャラ高騰、「闇営業問題」長期化余波』と題したスポニチANEX 8/4(日) 5:30の配信記事である。
民放のくだらないお笑い芸人のワイドショーへのコメンテーター大挙出演、無くなっていくかと思うとホント嬉しくなってしまう。
特にこのような番組が多いフジテレビはモロにその影響受けるだろう。
何故に痴話げんか的事件に敏感なフジはあんなに芸人のコメンテーターに多く出演料払ってまで必要なのか? アホらしくて見ていられない。
こんな番組の多いフジの番組は殆ど見ないが、殆ど見ないテレビでもたまにテレビを見た時、今この時間フジはどんな番組やってんだろうと、一瞬ではあるがチャンネルを8に回して見れば、案の定常にバラエティ番組がほとんどである。大きな災害や特殊な事件が起きてても、他局はそれに準じてても、このフジだけは相も変わらずバラエティ番組を流してる。こんな状態だからスポンサーが逃げ、本業としてのテレビ事業はじり貧と言えるのだろう。だが企業としてのフジテレビを調べてみると、驚くなかれ、結構好調なのである。本業のテレビ事業を不動産事業がカバーしてると言って良い。正直フジが不動産事業? 企業として生きるためのテクニックと言えるのだろうが違和感は禁じ得ない。
今回の吉本騒動劇、吉本の恩恵を一番被ってたフジテレビの生きる道は、このコタゴタに乗じ吉本に会社ごと買ってもらって、フジ芸能テレビと社名変更した方がと私は思う。それが吉本と共に生きる道と考えるが如何か?(笑い)