「モリカケ」のウソがバレるやバレルや こんな夫婦を黙って好き勝手にしてる国本当に恥ずかしい限りだ!

今治市の職員は、内閣府の指示を受けて、市の公文書にあった加計学園職員の発言を削除し、書き換えたと私に説明しました」
 こう証言するのは、今治市民ネットワーク共同代表の村上治氏。書き換えが行われたのは、岡山理科大学獣医学部新設に関わる公文書だという。森友問題に続いて、加計問題でも、書き換え疑惑が浮上している。
 
 国会でも疑惑を追及された獣医学部がいよいよ開学する。経営母体の加計学園の広報誌には、〈“岩盤規制”を乗り越え〉との見出しが躍り、加計孝太郎理事長の謝辞が掲載されている。
 31日には、今治市議会で予算が可決され、市と愛媛県で合わせて約932000万円を補助することが決まった。さらに市は、約8000万円の建設費を負担して、校舎前に歩道橋を建設する計画だ。
 加計学園は、安倍政権が制度化した国家戦略特区を活用し、悲願だった獣医学部の新設にこぎつけた。だが、安倍首相と「腹心の友」加計理事長との関係の深さから、官邸主導で計画が進んだという疑惑は今も消えない。
2人は、40年来の親友で、昭恵夫人は、学園系列のこども園の名誉園長を務めている」(政治部デスク)
 書き換え疑惑が浮上したのは、今治市職員による市長宛の復命書だ。1565日に内閣府で国家戦略特区ワーキンググループ委員から受けたヒアリング内容を報告している。
 前出の村上氏が語る。
「私は複数回、この文書の開示請求を行いましたが、1612月に開示された文書と、176月に開示された文書は、明らかに異なる点があったのです」
 2つの文書を比べると、前者はヒアリングの議事要旨がすべて黒塗りであるのに対し、後者は議事要旨が開示されているものの、分量が2ページ分も少なく、書き換えられたことが強く疑われた。
 さらに文書を供覧した副市長以下の印影の位置や数が明らかに異なっている。
 不審に思った村上氏は、今年110日と14日、市庁舎内のミーティングルームや廊下で、復命書の起案者である企画財政部の課長補佐に聞き取りを行った。
 そこで課長補佐は冒頭のように、内閣府からの書き換え指示を認めたという。
「えらいスラスラとしゃべりましたわ。公文書偽造ではないかと言うと、『報告部分を変えたのであれば偽造だが、全面的に作り換えているので偽造ではない』と言い張る。内閣府の指示は、昨年の36日前後で、そのメールは破棄したと言いました」(村上氏)
■書き換え以外に非開示にしている文書も
実はこの書き換え以外にも、今治市が非開示にしている文書がある。
「以前は開示されていた1542日の復命書です」(同前)
 42日の復命書とは、今治市職員が東京出張した際のもので、首相官邸での協議が記されていた。
 この時の面会相手は、柳瀬唯夫首相秘書官(当時)らとみられ、柳瀬氏はこの時のことを国会で追及されると「記憶にございません」を7回以上連発している。
 書き換えられた〈1565日の復命書〉と非開示にされた〈1542日の復命書〉。この15年は獣医学部新設に向け、大きく動いた年だった。8年間にわたって新設を却下されてきた加計学園が国家戦略特区制度に切り替え、再挑戦した年なのだ。
 国会で「加計ありき」だったと証言した前川喜平前文部科学事務次官が語る。
「この2つの復命書が鍵を握っていると思います。加計ありきだったか、どうして国家戦略特区だったのかが明らかになると思う。内閣府今治市の対応は、行政の意思決定プロセスを不透明にしています」
 本誌が今治市に尋ねると、「(昨年)36日に内閣府が公表した議事要旨に係る内閣府からの確認作業に基づき、過去に部分開示決定を行った復命書について内容を精査し、聞き取り間違いやニュアンス間違いを正し、古いものとセットで、同日付で書類作成し、保管していたものです」と回答。事実上書き換えを認めた。
 また、42日の復命書の非開示理由については、「回答を差し控える」とする。
 書き換え指示について内閣府は「今治市の復命書について、内閣府としてこれまで同市から相談を受けたことも、同市に指示を行ったこともありません」と回答し、今治市の回答と矛盾を見せている。
 どのような書き換えを行ったのか。今治市は明らかにすべきだ。
週刊文春 2018322日号)
 
 
これ「森友より深刻 加計問題でも公文書書き換え疑惑【全文公開】」と題した文春オンライン3/15() 5:00配信の記事である。
 
 
 
自衛隊イラク日報、そして加計「首相案件」文書の存在が明るみに出た。森友文書改ざんで露呈した安倍政権のウソは、今や霞が関全体を覆っている。1年以上も国会で隠蔽、捏造された事実を基に質疑が行われてきた現実。あまりに重い安倍晋三首相の責任を問う――。
 
加計学園から、先日安倍総理と同学園理事長が会食した際に、下村文科大臣が加計学園は課題への回答もなくけしからんといっているとの発言があった()
 そう記されていたのは、愛媛県の職員が作成した記録文書。そこには安倍晋三首相の獣医学部新設への関与が示されていた――。
(加計孝太郎理事長からは)獣医学部を作りたい』、さらには『今治市に』といった話は一切ございませんでした。(学部新設の計画は)120日の国家戦略特区諮問会議で私が知るにいたった」
 昨夏、国会でそう断言していた首相。だが、計画を知ったという20171月の2年近く前、15413日付の文書には冒頭のような記述があるのだ。
 この文書は、愛媛県の職員が東京に出張し、当時の柳瀬唯夫首相秘書官と42日に面談した際の、柳瀬氏の主な発言内容を県に報告したもの。面談の場には今治市の職員や加計学園事務局長も同席していたことも記されている。
「安倍首相は首相動静に出ているだけでも、141222日に加計氏と会食しています。さらに、首相動静に出ない形で、公邸で面会することもありました。下村博文文科相(当時)は在任時、獣医学部新設を巡ってたびたび加計側とやり取りしていた。その内容を加計氏は総理との会食の席で伝えたのでしょう。そのことを柳瀬氏は愛媛県今治市に伝えたということです」(官邸関係者)
 下村氏は小誌の直撃に「読んでいないので、コメントできません」と回答した。
 この日の面談について柳瀬氏は、国会で何度も「記憶にない」と否定していたが、文書には、柳瀬氏の主な発言として〈本件は、首相案件となっており〉とも明確に記述されている。
 文書には、同じ日に内閣府の藤原豊地方創生推進室次長(当時)と面談した際の内容も記されている。それによれば、藤原氏は、愛媛県今治市に〈要請の内容は総理官邸から聞いており〉〈かなりチャンスがあると思っていただいてよい〉と伝えるなど、手取り足取り加計の獣医学部新設を後押ししているのだ。
「柳瀬氏、藤原氏首相官邸を取り仕切る今井尚哉首相秘書官と同じ経産省出身で、今井氏と極めて近い関係です」(経産省関係者)
 小誌の取材では、内閣府今治市(加計学園)と協議した回数は少なくとも13回なのにライバルだった京都府(京産大)5回。藤原氏内閣府職員は今治市の視察にも赴いていた。
 安倍官邸のウソを白日の下にさらした愛媛県の公文書。実はこの文書も「なかったこと」にされていた。
今治市も同じように報告書を作っていましたが、情報公開請求に対してほぼ黒塗りで公開。さらに、国会で問題になると全面非開示にしました。一方、愛媛県は『保存期間を過ぎたので廃棄した』と説明。ただ、2カ月後の156月の出張報告書は残っているなど、不可解な対応をとっていました」(社会部記者)
 もともと愛媛県獣医学部新設に消極的だった。
中村時広知事は『加戸(守行前知事)さんの引き継ぎ案件だから』と乗り気ではありませんでした。10億円単位の公金を出す必要があるし、加計は教育というよりビジネス。以前から、文科省出身の加計学園顧問などが『文科省に挨拶に行け』と高圧的に県に指示を出してきた。加計と事業を進めるのは危ない臭いがしたので、今治市主体でやってもらいたいのが正直なところでした」(県関係者)
 中村知事は、小誌の取材にこう語る。
「県としては獣医学部は諦めていて、サッカースタジアムにしようと話していたら、あれよあれよと決まっていって。とにかく全部正直に出す。今治だって国だって、それをやれば全部明らかになる」
 朝日新聞が文書の一部を報じた410日、菅義偉官房長官はオフレコの場で、
(文書が)出てたね。(面会は)知りません」
 と話すのが精一杯だった。
 安倍官邸に都合の悪い文書は破棄もしくは非開示、さらには隠蔽、改ざんされる。この惨状が如実に露呈したのが、国民の生命、財産を守る自衛隊の日報問題だ。
イラク日報について、稲田朋美防衛相(当時)は昨年220日、『見つけられなかった』と答弁。2日後、稲田氏は辰己昌良統幕総括官(当時)に『イラクの日報は本当にないのか』と口頭で伝えていますが、この発言を“指示”と見做すには無理がある。実際、辰己氏が統幕などに送ったメールは、稲田氏の発言を〈指摘〉と記し、答弁のために日報を探索した部署名を確認する内容でしかなかった。当然返事も〈217日に、イラクの『日報』は保管していないと回答した〉(統幕)という程度。約1カ月後の3月下旬に日報を見つけた陸自の教訓課長(一佐)も『防衛相の指示で捜索している意識はなかった』と説明しており、稲田氏に報告を上げていませんでした」(政治部デスク)
 当の稲田氏は“潔白”を訴えるかのように白いスーツを身にまとい、お気に入りのブランド、ヴァンクリーフのネックレス(推定30万円)やイヤリング(推定46万円)で着飾り、久しぶりにメディアの前に登場。「驚きとともに、怒りを禁じ得ない」と語った。
「一体どの口が言うか、という思いです。稲田氏は在任中、防衛相に相応しくない言動を繰り返していました。そもそも門外漢の稲田氏を防衛相に任命したのが間違いだったのです」
 そう憤るのは、陸上幕僚長経験者の一人だ。
稲田氏をかばい続けた首相
 稲田氏が防衛相に就任したのは、168月の内閣改造だった。
「首相は『政権のバランスを取るため』と言って、思想信条の異なるハト派中谷元氏らを防衛相に据えてきました。この時も岩屋毅氏が有力だった。ところが、首相は『彼女にいいポストがなかった。今のうちに経験を積ませればいい』とひっくり返したのです。当時の高支持率に胡坐をかいた人事でした」(首相周辺)
 改造前は「外務大臣でもやりたいわー」と無邪気に語っていた稲田氏も、この人事に「防衛相なん?」と驚くほどだったという。
「周囲の懸念はすぐに現実のものになりました。就任直後に横須賀の米海軍基地を視察した際、ヒールの靴で登場したのです。TPOを弁(わきま)えない服装を批判されると、本人は『みんな私に嫉妬しているの』と漏らしていた。首相も『どこから(服などを)仕入れているんだろうね』と暢気な態度でした」(別の官邸関係者)
 森友問題でも『弁護士時代に学園の顧問だったことはない』と“虚偽答弁”をして集中砲火を浴びたが、
「首相は『弁護士だからああいう答弁なのかな。仕方がないよ』と言って庇い続けていた。今井秘書官も『総理が稲田さんを好きだからなぁ』とボヤいていました」(前出・首相周辺)
 都議選の応援では「自衛隊としてお願いしたい」と、自衛隊の政治利用とも取られる失言。菅義偉官房長官も「任にあらず」と絶句し、更迭を進言したが、首相は首を縦に振らなかった。
「直後に浮上したのが、南スーダンPKO部隊の日報隠蔽に稲田氏が関与した疑惑でした。防衛省は当初日報を廃棄したとしていましたが、実際には陸自に保管されていた。稲田氏は黒江哲郎次官(当時)らとの緊急会議で、その事実を非公表とするとの方針を伝えられ、了承していたというのです」(防衛省担当記者)
 それでも首相は続投に拘ったが、黒江氏らが辞意を固めたのを受け、最後は稲田氏自ら辞任を申し出た。
 しかし、今年1月には早くも「もう一度、防衛大臣をやりたい」(東洋経済オンラインのインタビュー)と意欲を見せた。
「あり得ません。首相の口からは彼女の話題は出てこず、完全に見捨てられています。携帯の呼び出し音は『ロッキーのテーマ』と相変わらず勇ましいのですが……」(前出・首相周辺)
 49日午前10時、日報問題を巡って首相が国会で追及を浴びていた頃、夫とともに自宅玄関から現れた稲田氏。この日は薄い紫色の上下に、ド派手なピンク色の鞄を手にしていた。
――昨年220日、稲田大臣から(辰己氏へ)の指示は曖昧だったのでは。
「大臣レクの際に、しっかり事実関係を確認しようということで『本当になかったのか』という疑問を呈したわけで、それに基づいて対処してもらっているものと思っておりました。非常に遺憾に思っております」
――稲田氏のガバナンスが効いていなかったから、今回の問題が起きたのでは。
「いずれにしても、南スーダンのことを反省に、しっかり再発防止策を講じたわけで、私も監督責任を取って、トップ3人辞任をいたしておりますので、そういった反省がしっかり生かされているかどうかは検証していただきたいと思います」
――統幕とうまくいっていなかったのか。
「そんなことはないですけど、背広と制服の皆さんとの間の意思疎通というものは、もう少し風通しのようなものが必要だと実感しました。石破()大臣もそういった点の改革は必要だと仰っておられますので、私もその通りだと思います」
――なぜ首相は稲田氏を防衛相に抜擢したと思うか。ひいきという声もあった。
「それは総理に聞いていただければと思います」
 山崎幸二陸幕長は稲田防衛相時代に、酒席で思わずこうこぼしていたという。
「総理はきちんと人を見て大臣にしているのか。国がおかしくなるよ!」
首相、夫人、お友達のために
 前出の政治部デスクが指摘する。
「首相は森友問題は理財局に責任を押し付け、乗り切ったと見ています。3日夜に森山裕国対委員長らと会食した際、今井氏も『証人喚問でも参考人招致でもどこでも話してやります』と言い放っていたほど。イラク日報問題でも陸自に責任を押し付け、事態収拾を図る考えでした。その矢先に飛び出たのが、今回の“首相案件”文書。森友・加計・日報問題に共通するのは、首相や夫人やお友達のために、行政府が無理を通し、そのためにウソ、隠蔽、改ざんを重ね、国民を欺いてきたということ。この1年、安倍首相は捏造された事実を基に国会答弁し、政権を運営してきたのです」
 もはや「捏造の宰相」と言うよりほかない。
 
 
こっちも『「捏造の宰相」安倍晋三【全文公開】』と題した文春オンライン4/12() 5:00配信の記事だ。
 
 
しかし、この安倍内閣は、世論の支持を頂いてると思って、何でも出来ると勘違いしてる。本当に戦時中のナチスドイツのヒトラー政権以上の独裁と言って良いと思われる。戦後の敗戦国の最大の民主主義国家が聞いて呆れるくらいの暴政である。こんなにも国を私的利用した者他に無い、本当に恥ずかしい限りだ。それ以上に恥ずかしいのは、国会議員たる自民党議員がそれに異議を挟まず傍観してた事である。現世にこんな宰相やそんな国の国民としての我々はこの憤をどこにぶつければ良いのだ。こんな夫婦を黙って好き勝手にしてる国本当に恥ずかしい!