横綱・日馬富士の暴行問題そろそろ佳境に入って来た!

 横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜部屋)から暴行を受けた平幕・貴ノ岩(27=貴乃花部屋)が、秋巡業中に取組から外してほしいと巡業部長である師匠の貴乃花親方(45=元横綱)に申し出ていたことが20日、分かった。これにより発覚した暴行問題では、日馬富士がビール以外の酒瓶で殴打したとの新証言が浮上。鳥取県警日馬富士の再聴取に乗り出す方針だ。また、日本相撲協会の危機管理委員会は、21日にも酒席に同席した横綱鶴竜(32=井筒部屋)らの事情聴取を行う。

 日馬富士から暴行を受けた貴ノ岩は当初、貴乃花親方にケガの理由を「階段で転んだ」と答えていた。そのため軽傷と判断され、横綱に激しく殴打された直後の10月26日の鳥取巡業の取組にも組み入れられていた。しかし、ケガは転んだ程度の軽傷ではなかった。関係者によれば「貴ノ岩が師匠に、割り(取組)を外してもらえませんかと申し出て、それで問題が発覚したようだ」という。
 貴ノ岩を問い詰めて、事態を知った貴乃花親方は激怒。当事者たちが本当の事を言わない可能性があったことから、真相究明を警察の捜査に任せることを決断し、29日に鳥取県警に被害届を出した。
 暴行問題の発覚後、協会内では貴ノ岩が巡業の取組に出ていたため、被害内容を疑問視する見方も出ていた。しかし、実際には貴ノ岩は暴行があったことを口にせず、痛みを我慢して取組を行っていたとみられる。被害届が出された29日の広島・福山巡業の取組から貴ノ岩は外された。
 この問題では、ビール瓶で殴打したかどうかを巡って当事者の証言が食い違っている。
 関係者によると鳥取県警と危機管理委員会の聴取に対し、日馬富士素手で殴ったことを認める一方で、ビール瓶の使用は否定。16日には、酒席に同席した白鵬もビール瓶での殴打を否定していた。
 しかし、この日になって日馬富士がビール以外の酒瓶で殴打したとの同席者による新証言が浮上。同席者によると、貴ノ岩は左前頭部から流血。日馬富士は膝の上にのしかかって暴力を振るったという。さらに貴ノ岩鳥取県警の聴取に「硬いもので殴られた」と話しているとの情報もある。
 鳥取県警は、食い違いがみられる証言と合わせて一連の暴行問題を分析し、日馬富士については再聴取する方針。暴行の経緯の確認を慎重に進め、立件の可否を判断する。
 
 
貴ノ岩 秋巡業「取組から外して」と申し入れていた…新証言!ビール以外の瓶で殴打
スポニチ2017.11.21.05:30
 
 
問題はこの暴行事件が何故起きたかと言う事にある。普段の親しい仲かあるいは職業上の関係者での酒席での小競り合いの場合は殴る事すれ道具まで使っては殴らない。もしそれを使ったとした場合は、殴られた者が余程の不義理をしたか、普段から嫌いで気に入らなかった場合で、生気では出来ず酒の威を借りてやった事と思う。その場合はいつか懲らしめてやろうと常々思っていたからの所業であろうと私は解釈する。またこのモンゴルから離れ、日本と言う異国の地での同国人での会合での貴ノ岩、皆と同じ事(八百長)したくても厳格なガチンコ元横綱貴乃花親方の言いつけを守っていたのだろうが、仲間から浮いてたのではないか。それで怪我の事親方に事実を言えず休もうとしたのではないか。ところがそれを聞いた貴乃花親方は普段からのいい加減さに辟易してた相撲協会に報告すれば、いつも通りもみ消されると感じた親方は即座に警察に被害届を出した。これは上記事の通りと思う。貴乃花親方は普段から八角理事長に何度もこの事(八百長)の苦言を呈していたと思える。だが一方の八角理事長は波風を立てず、今上手くいっているのなら騒がずじいーっとと言う考えだったのだろう。そこが普段からの貴乃花親方の気に入らなかった事と思われる。それが弟子貴ノ岩の事件で抑え切れず、「協力しない」の言葉になって表れてしまった。私にはこの協会と親方である理事の関係大変に良く解るのである。流れに逆らわない協会から見れば厳格な貴乃花親方は特異な異端児、ある意味迷惑な存在だったと思う。
数年前の時津風部屋の力士の死亡事件や、古来から否定してる八百長事件等協会を取り巻く環境は変わって来ている。今ここで協会は変わらなければ本当に国民は離れる事確実だ。八百長根絶をスローガンに変わる事を期待して止まない。
※前日の如く、この記事は私の独断と偏見である事をお断りしておきたい。