安倍首相、政界引退した高村正彦副総裁に再度再任を望むのを見て違和感

 安倍晋三首相(自民党総裁)は11日、テレビ朝日報道ステーション」の収録で、今回の衆院選に立候補せず政界引退した高村正彦副総裁について「議員でなくても副総裁は務められる」と述べ、衆院選後も「非議員」の副総裁として続投させる考えを明らかにした。高村氏は党憲法改正推進本部の特別顧問として党の改憲案取りまとめの中核を担っている。
 
 
これ「安倍晋三首相、政界を引退する高村正彦氏の自民党副総裁続投を表明」と題した
産経デジタル2017.10.11 21:25の配信記事だ。
 
 
やはり安倍晋三首相その人は少しおかしい。権力者である自民党総裁自身が誰を副総裁に選ぶかは、それは安倍晋三首相その人の自由であるから、関係のない人間はとやかく言う資格は無いのは解っているが、いやしくも自民党は公党であるし、法的拘束力の無い副総裁の選任だ。総裁は自由だが、政権党の総裁=内閣総理大臣となる。となれば同じく政権党の副総裁はナンバー2と同じである。であれば内閣総理大臣が国会議員とならなければならないなら副総裁もそれに準じなければおかしいではないか。私的に言わせて頂けば、この高村正彦氏、元は自民のリベラル、ハト派の重鎮三木武夫の流れを汲む河本派の筈であり、決して保守派の安倍の清和研究会と手を組む事は考えられない筈が、この高村さん、完全に安倍さんの手先に成り下がってしまった。私はこう言う方々を決して政治家とは言わないし言いたくないが、あえて言わせて頂ければ、政治家のメンツもプライドも無くしたしょうもないヤツと言いたい。そしてこの高村さん果たして受けるであろうか。受ければ政治家としての器量裁量は知れたものである。それに比し、その任命権者の安倍首相、先輩に対する気遣いも、敬いもない人のようである。だとは解ってはいたが、こう言われてみると、我々団塊の世代とは違った新人類の世代だと言う事が、つくづく解かると言うものだ。