前大阪市長の橋下徹弁護士の度重なるツウィートは盟友石原慎太郎擁護と小池劇場へのジェラシーの成せる業である

 前大阪市長橋下徹弁護士が20日、ツイッターで、東京・豊洲市場の移転問題に関して、小池百合子都知事の移転延期決定の手法を批判し、「小池さんの意思決定こそ100条委員会で追及すべきテーマだ」と投稿した。
 昨年から豊洲問題に関する見解のツイートを続けている橋下氏は、豊洲市場の地下水から環境基準の100倍のベンゼンが検出されたことに対し「地下水は飲むわけではないのでベンゼンが環境基準の100倍であっても問題ない」と投稿。
 そのうえで「こんなことは昨年8月末、小池さんが移転延期判断をしたときにも分かっていたこと。つまり小池さんは専門家会議とじっくり議論もせずに移転延期判断をしたことになる。こちらの方が意思決定のやりかたとして大問題」と断じた。
 橋下氏は「豊洲建物についても都庁の担当部局と議論すれば安全であることは確認できた。地下水についても専門家会議と議論すれば安全であることは確認できた」と指摘し「その二つをすっ飛ばして、外部顧問チームの意見だけで移転延期判断をやった小池さんの意思決定こそ100条委員会で追及すべきテーマだ」と投稿した。
 橋下氏は「水質モニタリングは市場開設の条件ではない。建物も安全であり地下水に環境基準を適用させる必要もない」とし「都庁サイトの資料を読んだだけの僕でも分かったこと。それらをしなかった小池さんの責任は重大」と論じた。
 
 
これ『橋下氏、豊洲問題「小池知事こそ百条委で追及すべき」…大問題と批判』と題したデイリースポーツ 3/20() 19:18の配信記事である。
 
 
 橋下徹大阪市長豊洲問題で狂ったようなツイートを繰り返している。小池都知事に批判的な指摘が少なくない一方で、問題を明らかにした功績を称えてもいる。加えて、ツイート回数が尋常じゃない。連日10回前後、9月20日は15回もつぶやいているのだ。例えばこんな感じだ。
〈地下空洞に合理性があれば小池さんと外部有識者の責任問題に発展する可能性あり〉(9月20日)
〈小池さんは何が何でも豊洲には問題があると示さなければならなくなった。問題、不正が出てくれば、小池大フィーバー〉(9月18日)
〈客観的なデータに異常がなければ豊洲問題は壮大な空騒ぎになる可能性がある〉(9月15日)
 ツイッターのフォロワーからも「なぜここまで躍起に?」と疑問を投げかけられていて、それに対し橋下氏は、〈報道やコメンテーターが指摘していない事実を知事、市長の経験を基に指摘するのが僕の今の役割です〉と答えていた。ま、世間の小池喝采ムードや“改革首長”のお株を奪われてしまった現状への悔しさもあるんじゃないか。
 ただ、都庁関係者は「それにしてもツイートの指摘が、あまりに専門的というか詳し過ぎる」と背景に別の狙いをいぶかしむ。
「例えば、早い段階から『地下ピットを作るのは当然』というような指摘をしていました。『地下ピット』という言葉は、都庁内部でレクを受けたか、レクを受けた人から情報提供を受けていなければ出てこない。橋下氏の政策ブレーンで、今回、小池都政の特別顧問になった上山信一氏と連携しているのだと思います。その上山氏も豊洲問題についての発信を見ると冷ややかです。豊洲問題は環境省出身で同じく特別顧問の小島敏郎氏が担当しています。都政改革をめぐって上山VS小島の主導権争いが起きていて、橋下氏は上山氏をバックアップしているという構図なのではないか」
 確かに橋下氏のツイートを見ると、小池氏だけじゃなく、「外部有識者(=特別顧問)」の責任も問うている。
 いずれにしても、世論の関心の高い小池氏に“便乗”して、自らの価値を高める手法は相変わらずだ。
 
 
これは「豊洲問題で猛ツイート 橋下徹氏の異常な“小池愛”の裏事情」と題した日刊ゲンダイ923日の時の記事であった。
 
 
「ホンマえげつないですわ。身内からも、そんなカネ徴収しますかね」
 こう言うのは、今夏の参院選で立候補を予定している「おおさか維新の会」の関係者だ。怒りの矛先は、大阪都構想住民投票に負けて政界引退を表明、最近はテレビタレントに復帰した橋下徹大阪市長である。演説会に橋下氏を呼ぼうとしたところ、「90分で200万円」を要求されたというのだ。
「橋下さんはおおさか維新の“生みの親”ですからね。“子ども”のためなら安く引き受けてくれると思っていました。うちの党は結局、橋下さんの人気に頼るしかない。だから泣く泣くカネを払う候補者も多い。そこにつけ込んで、選挙で荒稼ぎしようとしているんやったら悲しいことですわ。例えば、片山虎之助共同代表にも『200万払え』言うんですかね。相手の足元見て吹っかけてるんでしょうか」(前出の維新関係者)
 
■ドケチ知事と変わらぬエゲツなさ
 実際のところ、どうなのか。窓口の橋下氏綜合法律事務所に問い合わせると、担当者はこう言った。
「今年度は90分まで200万円で講演をお受けしています。現在は、おおさか維新の公職にありませんので、どこの党とか団体ということに関係なく講演料として一律いただいています。きょうは自民党の方のところに行っておりますし、特定の候補・政党に投票するよう働きかける応援演説とは違い、あくまで講演です」
 事務所は公職に就いていないと言うが、橋下氏はおおさか維新の法律政策顧問を務めている。顧問料も支払われているだろう。おおさか維新の利害関係者なのは間違いない。
「確かに、橋下氏には現在も顧問をやっていただいています。顧問料ですか? 橋下綜合法律事務所との間でどういう契約になっているのか、把握している者が本日は出張しておりまして、金額について事務局としては把握していないのでお答えできません」(おおさか維新の会事務局)
 顧問料の原資には政党交付金も含まれる。それなのに、維新の候補者から200万円ものカネを取るのが道理に合うのかどうか。橋下氏は最近、舛添都知事の公金流用を批判して清廉さをアピールしているが、カネへの執着でいえば、とても舛添知事のことを言えた立場ではない。
 
 
こっちは「講演料90200万円…橋下徹氏におおさか維新が“怨嗟の声”」と題した日刊ゲンダイ2016521日の記事だった。
 
 
これらの記事を紐解けば、盟友石原慎太郎擁護と小池劇場のスポットライトへのジェラシーと取れなくはない。また講演料は最終的な自分の売値価格とも言えなくはない。私から見れば、彼が行列のできる・・・・・から彼の打算的計算高さが政治と言う舞台の花火を上げて1民間人としての話題性を高め、その売値の高騰を仕組んだと思っている。彼は打算的な男である。難儀で地味な政治より、行列のできる・・・・・芸能人の方が如何に楽に仕事が出来るか、下手な弁護士よりその方が数倍稼げると考えても不思議はない!
彼はそれだけ自分の価値をあげる事だけに、政治家人生を選んだと私は解釈してる。そのためにもディベーターでなければならなかったと私は思ってる。