老いや病とも闘いながら長年、活動してきた両親の滋さん(84)、早紀江さん(80)ら家族の記録も見た加藤氏は「本当に一刻の猶予もならない。1日も早く、被害者全員を救出したい」と話した。
また、拉致問題が膠着(こうちゃく)する一方、核実験や弾道ミサイル発射など軍事的緊張を高める北朝鮮について「断固たる対応で臨む。関係国とも連携し、拉致問題の解決へ、あらゆる方策を講じたい」と強調した。
写真展は、めぐみさんの誕生から成長を滋さんが撮影した写真や、めぐみさん手書きのイラストなど家族思い出の品のほか、拉致を報道した新聞各紙なども展示された。
これ『横田めぐみさんの写真展を加藤勝信拉致担当相が訪問 「1日も早く全員救出」』と題した産経ニュース1月10日19:49の配信記事である。
政府は何を寝言言ってるのだろうか。安倍首相は小泉政権時代に、訪朝団の一員でありながら、その努力の結果が殆ど見えてこないのが実情である。むしろ忙しさで忘れてしまったのかと思えるほどである。我々国民より当事者横田さんはもちろんの事、蓮池さんたち拉致被害者の方々は、一番の頼りの安倍晋三氏が首相になった事でどれだけ希望を抱き、歓喜した事か。だが返ってそれが仇となってしまったと言える。タイミング的に最悪と言って良い。だからこそ世話になった安倍さんに、タブーを犯してまで拉致被害者蓮池薫さんの兄の蓮池透さんが安倍首相を名指しの批判。私は解る気がした。何故なら真面目さが逆に、自らの史上に名をの言葉通り、改憲問題や北方領土問題等身近の問題に終始してしまったからだ。当初通り、北朝鮮に全神経を集中して当っていれば、拉致問題と核問題がそれなりの成果を収め、それこそそれなりの結果がもたらしていたかも知れなかった。それが改憲や北方領土問題以上に史上に名を留めたかも知れなかったのである。要するに、何でも自分の時にの二兎を求めた結果と言えなくもない。「奢る平家久しからず」盤石な支持率と勘違いし、何でも出来ると勘違いした、安倍首相のオウンゴールと言えそうだ