蓮池さんは1978年に新潟県柏崎市の海岸で妻祐木子さんと共に拉致された。北朝鮮での24年間の生活を振り返り、「学びや職業の自由はなく、家族と連絡も取れなかった。夢と絆が拉致によって一瞬で奪われた」と話した。
今月、拉致被害者の曽我ひとみさんの夫チャールズ・ジェンキンスさんと、増元るみ子さんの母信子さんが亡くなったことにも触れ、「関係者に残された時間は少ない。もはや待ったなしの問題になっている」と訴えた。町や町教育委員会などが主催し、約340人が聴講した。
ついに蓮池薫さん我慢がならず叫んだ。
兄の蓮池透さんの安倍首相批判の出版本のため気を遣っていたのだろうが、拉致仲間やその家族の訃報が背中を押したのだろう。その気持ち直接の関係者ではないが痛いほど解る。