豊洲新市場移転問題で揺れる東京都庁 その陰で責任を追及されずに優雅に天下りバラ色の第2の人生を謳歌する都庁のお偉方

 優雅なものだ。何から何までデタラメの豊洲新市場騒動。土壌汚染対策の盛り土を実施せず謎の地下空間を隠蔽してきた“共犯者”たちは、ある者は順調に出世し、ある者はシレッと天下り先で余生を送っている。
 
■伏魔殿ではクロをシロにできる者ほど出世する
 なぜ、専門家会議の提言がないがしろにされ、盛り土がなされなかったのか――。日刊ゲンダイはその理由を知り得る立場にいた「中央卸売市場」の歴代幹部13人をピックアップ。専門家会議を立ち上げた2007年5月から、14年11月の汚染対策工事の完了宣言まで要職にあった人物だ。
 具体的には事業全体の責任者である「市場長」以下、会計を取り仕切る「管理部」、設計や施工、施設の保全計画を策定する「事業部」、全体の計画を調整する「新市場整備部」の3部署の長に焦点を当て、現在の地位を別表にまとめた。
 中でもスゴイのが、08年11月に専門家会議の提言を無視し、技術会議で「地下空間の活用案」が提案された際の市場長、比留間英人氏の“渡り”ぶりだ。11年7月に総務局長を最後に退職し、同年10月に「東京臨海ホールディングス」社長として天下り。15年6月には東京メトロ副会長に就任した。東京メトロ役員報酬は「約1800万円」(経済ジャーナリスト)というから悠々自適だ。
 11年6月、地下空間がポッカリとあいた基本設計書がまとまった際、管理部長だった塩見清仁氏は交通局次長、交通局長を歴任した後、今年4月にオリ・パラ準備局長に就任。同じく整備部長だった宮良真氏は、12年6月に同職を最後に退職してすぐ「八重洲地下街株式会社」の常務取締役に天下った。
 11年11月に土壌汚染対策工事に着工した際の市場長、中西充氏は今や副知事に大出世である。
 1300万人を超える都民をあざむきながら、責任者たちは、まんまと出世に天下りとは、フザけている。
豊洲の工事スケジュールには、もともと無理がありました。『この計画はとても実現できない』とマトモなことを言う人は干されてしまうのです。都庁では、できもしないことを『できる』と言い、決められもしないことを“決めたふり”をする役人だけが出世するのでしょう。そんな人たちの“出世欲”が、これだけの事態を招いたのかもしれません」(東京中央市場労組執行委員長の中澤誠氏)
 小池知事は“A級戦犯”の石原老人のほか、歴代の共犯者たちにキッチリと落とし前をつけさせるべきだ。
 
 
もちろん“A級戦犯”はこの人(C)日刊ゲンダイ
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これ『優雅に出世や天下り…都庁「盛り土無視」全責任者リスト』と題した日刊ゲンダイ917日の記事である。.
 
 
 これが役人・公務員と言う人間の姿である。昔から役人(公務員)=公僕と言う意識等さらさら無い。税金で飯食ってて、それを払ってるのより偉いと思っている。そしてその税金払ってる我々国民は自らそれを羨ましがり、「役人(公務員)っていいなあ」ときてる。兎に角不思議な国の不思議な国民である。特に地方はそれが顕著だ。少なからず、知らず知らずのうちにそう言う考えが植えつけられてしまったのか。この清州問題案外そう言うところからが原点だったのではと思える。特にこの石原慎太郎と言う男、そう言う考えを美徳と考えてた節が随所に伺える。間接的には彼のそう言う考えが蔓延した結果とも言えなくもない。彼の人間性がそうさせたと言っても良いのではないか。もう一つ不思議な事がある。東のカリスマ的なとはちょっと語弊があるがこの石原慎太郎と、もう一人の西のカリスマ=橋下徹大阪市長である。この惚れあった気持ち悪い二人のその一方の橋下徹大阪市長である。あの何でも言いたいあの男が沈黙してる事である。ようやく先日発信したが、その後が振るってる。親がこの豊洲新市場移転問題には黙っていろと言われたとか何とかで、この問題には首突っ込まない事にしたみたいだ。笑うしかない。あの男が親に言われてだと。上手く逃げたものである。盟友が追い込まれるのは耐えられないが、その盟友を援護すれば一蓮托生になってしまう。だからだんまりを決め込むしかないと言う訳だ。でも私はあの橋下徹大阪市長さんにあの最低男石原慎太郎と言う男の弁護を聞きたいものだと思っている。何とか弁護してください!お願い致します橋下さん!