清州市場移転問題 これにかかった費用約6千億円は小国の年間予算に匹敵するし、日本の新潟県の年間予算にも匹敵する金である 石原慎太郎元知事以下関係した役人に払わせろ!

 「それぞれの段階で、流れの中で、空気の中で(盛り土案の骨抜きが)進んでいった」。東京都の豊洲市場江東区)の盛り土問題を受け、小池百合子知事は30日、厳しい言葉で都庁の「甘えの構造」を批判した。続いて調査報告書の内容を報道陣に説明した都幹部は時折、言葉を詰まらせながら「信頼を裏切った」「責任を深く痛感する」と謝罪した。
 小池知事は、盛り土をやめる方針決定のいいかげんさを「(関わった)それぞれに責任がある」と問題視。都議会や都民に盛り土をしたと説明し続けたことも「前に使った答弁をそのまま使った。非常に遺憾。だれも気づかなかった。チェックもなく、恥ずかしい」と重ねて批判した。
 局長級以下でヒアリングを行って報告書をまとめたことは、自身が重視する「自律改革」が一定程度なされたと認めつつ、責任の所在を突き詰められなかった報告書について、なぜ日本人が空気に流されるかを研究した評論家の山本七平氏を引き合いに「空気の研究では大学の論文で終わっちゃう」と突き放す場面もあった。
 「豊かさ故、大組織故の一種の甘えと油断があった」と分析した上で、石原慎太郎元知事の発言を意識して「都庁は伏魔殿と評論家のように言っている場合ではない」と組織改革の強化を宣言した。
 知事会見が終わって約20分後、市場担当の中西充副知事と岸本良一・中央卸売市場長らが沈痛な面持ちで会見場に入った。中西副知事は、建物下に空間をつくると市場内の部課長会が確認した2011年8月当時の市場長で、会議後に報告も受けたが、盛り土の上に空間ができると思い込んでいた。
 「私の理解や能力が足りなかった。職員に問いただしていれば、いろいろな道を取れた」「(部下と)もっとしょっちゅう顔を合わせていれば良かった」と悔やんだ。部局全体が盛り土を軽視していたのかと尋ねられると「(有識者でつくる)技術会議でオーソライズされた(認められた)と考えていた職員もいた。私も職員も提言を軽んずることはなかった」と弁明した。
 問題発覚前に地下の空洞を視察しながらも下に盛り土があると誤解していた岸本市場長は「(築地市場で操業する)業界の皆さんから『一番困っているのは我々だ』と聞く度に、胸がふさがる思い。我々が安全と言っても信じていただけない」と目を潤ませた。【林田七恵、円谷美晶】
 
 
これ『<豊洲市場>流れで進んだ空洞化 「都庁の甘え」幹部謝罪』と題した毎日新聞 930()231分の配信記事である。
 
 
 江戸時代じゃないが「弱きを助け強きをくじく」この図式に沿って東京清州市場移転問題が進んでいる。とにかく小池知事には援軍が沢山いる。賢い彼女はすっかりそれを頭に入れて計算して行動してる。これが彼女を「風見鶏・渡り鳥」と評する所以だろう。
この移転問題下手な時間かけるより、これを2020年オリンピック選手村に改造して、以前候補地になって、現在2020年オリンピック選手村の予定地になって、空き地になっている、晴海や有明に新しく造った方があとくされなく出来るのではないか。2012年のデータだがこの清州市場移転費用の金約6千億円は小国の年間予算に匹敵するし、日本の新潟県の年間予算にも匹敵する金である。責任の所在が解らないなら、最高責任者だった石原慎太郎元知事を筆頭にこの件に関係した都庁の役人全てに、10年でも20年かかっても良い、その一端でも良いから払わせれば良い。それが出来なければ塀の中に入ってもらえば良い。そうすれば恐らく本音が出て隠ぺいしてたその責任の所在が全て解るから一挙両得である。そんなもんである役人と言う種族は。再考する価値有り!(大笑い)