《裕太容疑者の性癖について、気づくことはなかったのか?》
《例えば性欲が強いとか、性的嗜好がおかしいとかは?》
これには「そんなことまで聞く必要があるのか」と、すぐに強い批判が巻き起こった。質問したリポーターはその後、謝罪に追い込まれ……。
だが、じつはこの“息子の性欲”は、かつて高畑自身が口にしたことだ。6年前に登場した本誌『女性自身』の対談記事で、著名作家に面と向かって相談していた。
相手は『失楽園』で知られる性愛小説の巨匠、故・渡辺淳一さん。対談の最後に「息子の子育てに手こずって」と話すと、高畑は自分から当時17歳だった裕太容疑者の“性欲”についての相談を渡辺さんに持ちかけたのだ。
高畑「17歳で頭の中がエロスでいっぱい、エロビデオを抱えて走り回っているような子なんです。ちっちゃい時から『あれ?大丈夫かな?』っていうトンチンカンな子で、思春期に入ってこれが“男”に変わっていくのがもう、どうしていいのかわからなくて……」
渡辺「放っておけばいい。介入しないほうがいいよ。その年ごろは、エロビデオを見てオナニーするのは当然だからね。発情期だもの、しょうがないよ」
高畑「うちは、男親がいないものですから、女親の私には想像もできなくて。それで、もう、“キイィ~!”となっちゃうんです。息子は姉に、『オレの性欲が他に活かされたら成績も上がるのになぁ』なんて言ってて(苦笑)」
なにか“嫌な予感”でもあったのだろうか。真剣な顔で渡辺の答えを聞いていた高畑だったが――。
6年後、記者会見であらためて“息子の性欲”を聞かれることになるとは、夢にも思っていなかっただろう。
ある番組で共演した中尾は、高畑容疑者を「先輩に対して、あいさつもできない」と怒鳴りつけ、本人に「そのうち仕事がなくなるよ」と忠告したという。温厚な中尾を怒らせた高畑容疑者は芸能界の先輩たちにどのような態度をとったのだろうか。
また、中尾は高畑容疑者の母で女優の高畑淳子(61)の謝罪会見を「今回のケースは当然」と言い切る。
「キャラクターが面白いとか、個性だというのは買い被っているんだよ。急に人気者になったといわれるけど、母親が人気者にしたんだよ。つまりペア高畑。母親共演とか、でかでかと出していたのだからお母さんが釈明すべき」
続けて「仕事も女性も甘く見ていたんだろうね。だって『夜中に歯ブラシ持ってこい』という態度がおかしいだろ? 何とかなるという思いがあったんだろうな。淳子の責任は重い」と言い切った。
この事件何度も報道されるのウンザリである。
もういい加減にしてもらいたい。これと併せて海老蔵の妻の問題もである。芸能記者は毎日そんなことを足げく探して歩いているのだろうな。私みたいにエンタメに興味の無い人間にはそんなこと勝手にドウゾと言いたい。特に不愉快なのは芸能人が結婚して、第1子ならまだ許せるが、第2子第3子までの妊娠やはたまた芸能人の結婚や離婚、いい加減にシーと言いたい。そんなの何で公共の電波を通じて発表するのか、不愉快である。しかし、この高畑の息子の場合は違う。レッキとした事件だからだ。しかもその母親が甘やかし、率先して芸能界に引きづり込み最大に売り込みをかけた結果の事件だ。私は嫌いなエンタメだが一言言いたくて今回取り上げた次第である。
あるレイプ経験者の言葉を借りれば、成人した加害者の親には責任は無い。それより、その親が何で涙をながしてまで謝るのか。全然レイプ被害者の気持ちを理解してない。そこにあるのは親族として殊勝に涙を流し、国民にそれを見せつけ情状酌量を勝ち取るための手段だと言い切った事である。深考すれば確かにごもっとである。高畑さんがそこまで考えたか解らないが、私には解るように思えた