自民党の二階幹事長の安倍首相の任期延長議論に「なぜ今なのか」の疑問に同感

 自民党小泉進次郎農林部会長は25日、都内で講演し、自民党内で安倍晋三首相の党総裁としての任期延長論が出ていることについて「率直に言ってなぜ今なのか分からない。急いで議論すべきことがそれか」と述べた。総裁任期が2年近く残る中での延長論に疑問を呈したものだ。
 自民党則は総裁の連続3選を禁じており、昨年9月に再選した首相は2018年9月に任期満了となる。小泉氏は「党内で議論の場ができるとしたらぜひ、説明していただきたい」と述べ、党則改正を担う党・政治制度改革実行本部などに説明を求める考えを示した。
 憲法改正を巡っては「野党第1党を巻き込むときがタイミングだ」と語り、民進党の協力を得るべきだと主張した。
自民党小泉進次郎衆議院議員は東京都内で講演し、安倍総理大臣の自民党総裁としての任期の延長をめぐり、今後党内論議が本格化する見通しであることについて「なぜ今、議論するのか、率直に言ってわからない」と述べ、疑問を呈しました。
自民党総裁の任期は党則で1期3年、連続2期までと定められていて、現在2期目の安倍総理大臣は再来年の平成30年9月まで務めることができますが、二階幹事長が任期の延長を議論したいという考えを示したことなどを受け、早ければ来月から、党則の改正も含めて党内論議が本格化する見通しです。
これについて、自民党小泉進次郎衆議院議員は「『今でしょ』というのが進めたい側の思いだろうが、なぜ今、議論するのか、率直に言ってわからない。2年後にどうなっているかなんて誰もわからない。仮に議論の場のようなものができるとしたら、なぜ今なのか、ぜひ説明していただきたい」と述べ、疑問を呈しました。
また、小泉氏は憲法改正について「野党第一党を巻き込むときが改正のタイミングだと思う。民進党憲法改正に反対なのではなく、安倍政権のやる憲法改正に反対しているわけだから、虚心坦懐(きょしんたんかい)に、どこだったら反対しないか、聞いてみたらいい」と述べました。
 
 
産経新聞の記事である。
 
 
正にこの通りである。自民党では安倍首相の政策「アベノミクス」は確かに評価はされているが、経済の数値的にはそうでもないものもあり、自民の中でも批判してる者もいるが表向きにはいない。そう言う中での総裁任期延長議論はそぐわないし、拙速でもある。じゃぁ何故今?何の事無い安倍-二階の密約だろう。だからこその二階幹事長職だ。一度は梯子を降りた(自民離党)身、安倍総裁も1度は失敗し復活した身。共に色気が出たのだろう事は想像に難くない。柵(しがらみ)の無い小泉進次郎農林部会長である。多分に親父の助言もあったろうと思う。期を見は親譲りの天性である。私は当初よりこの親父の小泉純一郎は大嫌いであったし、「坊主憎けりゃ」何とかで彼も好きな方ではなかったが、今回だけは称賛出来その通りと感心もしてる。
確かに彼が言うように安倍首相は総裁として2018(平成30)年9月まで任期は後2年は悠にあるのである。今の政策(麻薬と同じ黒田バズーカ)をこのまま続けられたら日本経済は破たんしてしまう。目に見えるリスクをこれ以上またもや背負うのか。それらが解っているから、誰も任期延長議論は封印してるのである。何のためか。何の事無い祖父の弟佐藤栄作以上の長期政権を目論見、史上に名声安倍にはそれしかない。