旅行して解った亡国への危機感

 福井・京都おまけの伊豆への旅行がようやく終わった。
 リハビリ成果の確かめの旅行とは言え、やはり10日近い行程は、身体の不自由な私にはさすがに堪えた。
 でも時折の都会の実情、本当に知れて有意義ではあった。
 ところが、交通手段が電車の首都東京、悪い光景を見た。乗る電車の乗客の全てと言って良い。それこそ若い者から4,50代の中堅世代まで殆どの者が乗っててスマホを片手にピーコピコである。何をやってるのかと覗いてみたら、何といい若い者がゲームに夢中なのである。そっちの若者はと寄ってみてみると、やはりゲームだった。更に驚いたのは4,50代の女性までゲームなのである。今世界はフランスの同時多発テロのニュースでいっぱいである。それには興味を示さず世情に無関心である。私はこのギャップに不思議な感じを持った。確かにゲームは面白いのかも知れないが、人間として生活する上での優先順位が違うのではとしきりに思った。これでは余りにも豊過ぎて、世情に興味を持たない人種を見た思いである。今後このような人間が増えれば、これからの日本は一体どうなるのだろう日本は大丈夫なのかと真剣に思った。現代の若者の縮図を見た思いだ。