最近の政治がおとなしくブログ記事のネタが枯渇した 安倍晋三元首相の復活を期待したい!

 政治に興味を持って早半世紀、当時は池田隼人元首相の所得倍増政策に興味を持って以来、最近辞めた安倍晋三元首相のように批判できる材料には事欠かなかったが、現在の岸田首相のように、公家集団と揶揄された宏池会の人間がトップになれば、官僚経験者みたいにミスのない手堅い政治をされると、非常に面白味のない無味乾燥政治に陥ってしまい、何とはなしに政治から離れがちになってしまう。国にとってはそれで良いかも知れないが、身近な政治が遠のいてしまい、ある意味マイナスとなってはいないかと心配になってしまう。それに比べ、田中角栄さんみたいな人間は、政治を身近に感じさせてくれるメリットが大だった。首相時代に一度お会いした事があり、質問した時の返答に驚いた事があった。私のところは日本でも数少ない豪雪地帯で、冬には雪で多大な労力がかかり、若者の流出が止まらず、思い切って田中さんに質問をぶっつけた時の回答にぶったまげた事を今でも昨日のように思い出す。それは実に明快な答えだった。「あなたねぇそれは簡単だよ、何の事無い奥羽山脈を削れば済む話だ」と言われた時には本当に腰を抜かした事今でもはっきり覚えてる。凄い人だと思った。殆ど考えもせず、アッサリ言った事である。以来私は田中角栄さんにクビッタケとなってしまったし、その後子分の小沢一郎さんが当時初の自治大臣として来訪した時には、迷わず小沢一郎さんの虜になり現在も続いている。

 現在の岸田首相、可もなく不可もないおとなしい様子を見れば、当時の私から見れば何の魅力も感じないのが正直な気持ちである。何か政治が無味乾燥だ!