野口五郎の「私鉄沿線」を口ずさみながら若き日の失恋に思いをはせる古希爺

我々の若い時の青春スターだった新御三家の内の一人野口五郎、彼がポップス調の「青いリンゴ」で世に出、この「私鉄沿線」で確固たる地位を築いた。本当に我々青春時代の縮図に近い。

 

「私鉄沿線」歌詞

 

歌手:野口五郎

作詞:山上路夫

作曲:佐藤 寛(実兄)

 

改札口で君のこと

いつも待ったものでした

電車の中から降りて来る

君を探すのが好きでした

悲しみに心とざしていたら

花屋の花も変りました

僕の街でもう一度だけ

熱いコーヒー飲みませんか

あの店で聞かれました

君はどうしているのかと

 

伝言板に君のこと

僕は書いて帰ります

想い出たずねもしかして

君がこの街に来るようで

僕たちの愛は終りでしょうか

季節もいつか変りました

僕の部屋をたずねて来ては

いつも掃除をしてた君よ

この僕もわかりません

君はどうしているのでしょう

 

 

 

買物の人でにぎわう街に

もうじき灯りともるでしょう

僕は今日も人波さけて

帰るだけですひとりだけで

この街を越せないまま

君の帰りを待ってます

 

 

本当にこの曲は淡い恋心をえぐるように感じさせるポップ調の曲である。

我々も若い時代があったんだなぁと思える曲でもある。