高木毅復興相(衆院福井2区)が、崖っぷちに追い込まれた。自身が代表を務める政党支部と資金管理団体が、選挙区内で行われた葬儀に、香典などを支出していた問題で、政権与党の幹部から「説明責任を果たすべきだ」との意見が相次いだのだ。ハレンチな「下着ドロボー疑惑」は静観していたが、来年1月召集の通常国会前に、自ら閣僚を辞任することを促したといえそうだ。
政治資金収支報告書によると、高木氏が代表である「自民党福井県第三選挙区支部」と、資金管理団体「21世紀政策研究会」は2011~13年、香典や枕花(まくらばな)代として計18万4000円を支出していた。
週刊誌が報じた約30年前の「下着ドロボー疑惑」については、「そういった事実はない」と否定してきた高木氏だが、今回の問題は、政治資金収支報告書に明記されているだけに、簡単な逃げ道はない。
つまり、「適切な対応」や「きちんと説明」ができなければ「辞任しろ」という意味だろう。
菅氏は6日午前の記者会見で「(高木氏の辞任は)まったく考えてない。復興相として全力で取り組んでほしい」と記者団をけむに巻いたが、高木氏に決断が迫られているのは間違いない。
“下着ドロ”疑惑等は目くじらたてる必要等無い。何故ならこれはその人の性癖で人間性の問題で、政治の失敗で無いから私はそんなにと思ってる。そんな事言ってしまえば完全な人間等居ないから、私は取り立ててと思って居る。それより問題なのは政治屋として常識の政治資金規正法違反の方である。現在までこの問題で問題を起こす議員は、恐ろしい事に、自分らが作った法律を理解して無い事である。自分らに都合の良いように作った法律さえ守れない脳の無い議員、こんな議員を作る選挙民共に情けない国民たちである。それをまた政権の中枢の権力者が鷹揚にとり図る様は滑稽でしかない。こんな人間たちが国家の政治をつかさどっていることはその本人より、我々選んだ選挙民の資質が問われているとしか考えられない。本当に恥ずかしい事である。議員を糾弾する前に、自分の反省が先である事がしみじみと解った。