下着ドロの高木毅復興相(衆院福井2区)の政治資金規正法違反、この責任は選んだ我々にある

 高木毅復興相(衆院福井2区)が、崖っぷちに追い込まれた。自身が代表を務める政党支部資金管理団体が、選挙区内で行われた葬儀に、香典などを支出していた問題で、政権与党の幹部から「説明責任を果たすべきだ」との意見が相次いだのだ。ハレンチな「下着ドロボー疑惑」は静観していたが、来年1月召集の通常国会前に、自ら閣僚を辞任することを促したといえそうだ。
 
 政治資金収支報告書によると、高木氏が代表である「自民党福井県第三選挙区支部」と、資金管理団体「21世紀政策研究会」は2011~13年、香典や枕花(まくらばな)代として計18万4000円を支出していた。
 公職選挙法は、政党支部政治団体、議員が選挙区内で香典などを出すことを「違法な寄付」(第199条)として禁止しており、これに抵触する可能性があるのだ。
 週刊誌が報じた約30年前の「下着ドロボー疑惑」については、「そういった事実はない」と否定してきた高木氏だが、今回の問題は、政治資金収支報告書に明記されているだけに、簡単な逃げ道はない。
 来年の通常国会では、野党から「寄付問題」と「下着ドロボー疑惑」がセットで追及されるのは必至だ。安倍晋三政権へのダメージを考えてか、政権与党の幹部は5日、事実上の引導を渡した。
 菅義偉官房長官は記者会見で「高木氏が説明するのは当然だ。政治資金規正法に基づいて適切に対応すると思う」と語った。
 公明党山口那津男代表も会見で「きちんと説明責任を尽くすことが求められる」と述べた。
 つまり、「適切な対応」や「きちんと説明」ができなければ「辞任しろ」という意味だろう。
 菅氏は6日午前の記者会見で「(高木氏の辞任は)まったく考えてない。復興相として全力で取り組んでほしい」と記者団をけむに巻いたが、高木氏に決断が迫られているのは間違いない。
 
 
これ「高木復興相また崖っぷち “下着ドロ”疑惑の次はカネ問題 選挙区内の葬儀に香典」と題したZAKZAK夕刊フジ116 1712 の記事である。
 
 
 “下着ドロ”疑惑等は目くじらたてる必要等無い。何故ならこれはその人の性癖で人間性の問題で、政治の失敗で無いから私はそんなにと思ってる。そんな事言ってしまえば完全な人間等居ないから、私は取り立ててと思って居る。それより問題なのは政治屋として常識の政治資金規正法違反の方である。現在までこの問題で問題を起こす議員は、恐ろしい事に、自分らが作った法律を理解して無い事である。自分らに都合の良いように作った法律さえ守れない脳の無い議員、こんな議員を作る選挙民共に情けない国民たちである。それをまた政権の中枢の権力者が鷹揚にとり図る様は滑稽でしかない。こんな人間たちが国家の政治をつかさどっていることはその本人より、我々選んだ選挙民の資質が問われているとしか考えられない。本当に恥ずかしい事である。議員を糾弾する前に、自分の反省が先である事がしみじみと解った。