安全保障関連法案ここはキッパリ「違憲」「合憲」を問わず我々国民に問う国民投票にて決着すべき問題であろう

 国会では、安全保障関連法案に関する参考人質疑が行われ、元内閣法制局長官らが「憲法9条に違反する」などと指摘しました。政府・与党は、9月下旬まで会期を大幅に延長して法案成立を目指す方針です。
  (政治部・白川昌見記者報告)
  これまで「集団的自衛権の行使は認められない」とする政府見解を積み上げてきた歴代の法制局長官からは疑問の声が相次ぎました。
  元内閣法制局長官・宮崎礼壹氏:「集団的自衛権の行使容認は限定的と称するものを含めて従来の政府見解とは相いれないものであって、これを内容とする今回の法案部分は憲法9条に違反し、速やかに撤回されるべきものである」
  元内閣法制局長官・阪田雅裕氏:「ホルムズ海峡の機雷封鎖、これなどはどう考えても我が国の存立を脅かし、国民の生命自由及び幸福追求の権利を根底から覆すような事態に至りようがない」
  一方、森本敏防衛大臣は「周辺諸国の脅威を考えると、現状は国の安全を守るには不十分だ」として法案の必要性を強調しました。
  森本敏防衛大臣:「私は基本的に我が国の安全保障にとって極めて重要な意味と役割を有する法制であって、一方、この法制に対する十分な国民の理解と支持を広げることが何よりも必要である」
  安保法案を巡り、違憲、合憲という議論が続く状況を受け、政府・与党は国会の会期を9月下旬まで大幅に延長するという決断をしました。当初はお盆前の法案成立を目指していましたが、与党幹部は「憲法学者違憲表明ですべてがおかしくなった」と嘆いています。午後には自公の党首会談を行い、夜の本会議で正式に延長を決定します。

これ『歴代の法制局長官が「憲法9条に違反する」と指摘』と題したテレビ朝日系(ANN) 6月22日(月)11時45分配信ニュースである。

 いわば我が国のルール=憲法を時の権力者の胸先3寸でどうにでもなると言う事自体、亡国の前触れと言えよう。ここはキッパリ「違憲」「合憲」を問わず我々国民に問う国民投票にて決着すべき問題では無いのかと私は思う。例えそれが「違憲」であっても、我々受益を被る国民が良しとするならそれで良いではないだろうか。私はそう進言したい。でないとこの問題堂々巡りで決着はつかないであろう。それよりその事にエネルギーを費やし、尚且つムダな税金を投入するその金を国民投票に掛る経費に充当した方がまだマシである。しかし安倍首相には困ったものである。何故ならこの問題政治に司る者の使命と言うよりも、自家の爺の悲願の遂行による考が強いのを考えれば正に迷惑至極であり、国政より自家を秤にかけたその行為に私は非常に腹が立っている。