核兵器の使用の政府見解、安倍さんは歴代の首相の奥ゆかしさや気遣いを感じさせない独裁者に見える

 横畠内閣法制局長官は国会で、核兵器の使用が憲法に違反するかどうかについて、「憲法上あらゆる種類の核兵器の使用が禁止されているとは考えていない」と述べました。

 「(核兵器の)使用は憲法違反ではないのかということです。そのあたり、もう一回お聞かせください。憲法上どうなのか」(民主党白眞勲参院議員)

 「憲法上、全てのあらゆる種類の核兵器の使用がおよそ禁止されているというふうには考えておりません」(横畠裕介内閣法制局長官
 日本では、核兵器を「持たず」「つくらず」「持ち込ませず」の「非核三原則」が基本方針となっていますが、内閣法制局長官が核の使用について公の場で言及するのは異例です。一方で、横畠氏は、「海外での武力行使は必要最小限度を一般的に超えると解している」と核兵器の使用は現実的でないとの考えも示しました。
 また、菅官房長官は会見で、「法制局は過去の国会答弁を踏まえて答弁したと報告を受けている」とした上で、核兵器の使用について「ありえないこと」と否定しました。
 
 
これ『内閣法制局長官、核使用「憲法で禁止されず」』と題した31821:11 JNN/TBSのニュースである。
 
 
またもや勝手な解釈への布石である。歴代の自民党政権のトップ(総裁=内閣総理大臣)は同じ見解ながらも奥ゆかしさや気遣いが感じられた自民党の核問題解釈であったが、安倍首相になるとそんな気さらさら無く、乱暴にあからさまである。これが国民への押しつけメッセージに聞こえ非常に危険である。それだけ国民を甘く見ているのか。