安全保障法制について、野党は「早く国会で審議しろ」と言っていたのに、いざ審議が始まると四の五のいって審議に応じようとしないのには憤りを感じる。実のある審議のために、唐突な質問は避けて細かい内容は事前に質問項目を出す、という慣行を民主党は破り、15年以上前の政府委員の答弁についていきなり岸田文雄外相に質問した。そんなことは事前通告が無ければ答えられるわけがない。テレビに大臣が戸惑った姿を映させて「一本取った」という、戦術だけうまい若い議員をみると、これからこの国の政治はどうなっていくのか末恐ろしい気がする。
また、最高責任者である首相が国民に説明しようとすると「長い」「あなたに聞いていない」と言って邪魔する。「国民によく説明しろ」「国民が理解していない」と言っていた野党は、本当は「説明されたら困る」「理解されたら困る」と思っていると断ぜざるを得ない。責任野党なのであれば、しっかり中身で勝負してもらいたい。(自民党本部で記者団に)
また、最高責任者である首相が国民に説明しようとすると「長い」「あなたに聞いていない」と言って邪魔する。「国民によく説明しろ」「国民が理解していない」と言っていた野党は、本当は「説明されたら困る」「理解されたら困る」と思っていると断ぜざるを得ない。責任野党なのであれば、しっかり中身で勝負してもらいたい。(自民党本部で記者団に)
こら『「この国の政治どうなるのか末恐ろしい」 自民・高村氏」』と題した朝日デジタル6月3日12時56分の報道である
最初にこの記事読んで私はエッ!何だあの高村さんが言ったのか。私はテッキリあの高村さんが安倍さんに反旗を翻して言ったと思い、拍手喝さいと思いきや、逆だった。落胆したと言った方が良い。また大島理森さんも同じだ。反主流の三木赳夫の流れを汲み河本から高村派となり重鎮の大島理森と一緒にレッキとしたハト派の重鎮であった筈なのに今では共に安倍晋三首相総裁の両輪として、全く逆のタカ派に成り下がり、腰ぎんちゃくとなっている。もし自民党が旧来の手法であったらこの二人は、ハト派のリーダーとなって今の法案には正面切って反対してたと思う。それがどうだ、今のこの体たらくは、三木赳夫や河本一郎は草葉の陰で泣いていることだろうと私は思う。この二人、そう言う意味では末節を汚してしまったと言って良いと思っている。情けなや、高村正彦、大島理森。