今後に予定される安倍首相の臨時国会冒頭解散 同じ自民の河野洋平元衆院議長が批判

 河野洋平衆院議長は20日、日本記者クラブで記者会見し、臨時国会冒頭に衆院を解散する意向の安倍晋三首相について、加計学園の問題などの説明が不十分だとして批判した。野党が首相や政府をただすために臨時国会の召集を求めていたことに触れ「一度も丁寧な説明をしないで解散するのは理解できない」と述べた。同時に「権力者の側が都合の良い時に解散する。過去になかったことではないか」と指摘した。〔共同〕
 
 

これ『加計説明不足の解散批判 河野元議長「理解できず」』と題した日本経済新聞2017/9/2019:08の配信記事である。

 
 
自民と言えどもハト派で鳴らした河野洋平衆院議長ではあるが、今回の理由なき冒頭解散、身内であり自民の重鎮の元衆院議長までもが批判である。それほどまで今回の衆議院解散は大義は無いと言う事が裏付けられた格好だ。安倍晋三さんこれほどまで何事も強引に進めて来たのは何故なのか。たかが得票数3割強でありながらも、国会の過半数以上の2/3を抑えた自信なのか。だとしたらあまりにもいい気になり過ぎてる。こんな事してても国民は不信に思うだけで決して評価はしない。今回のように総裁及び議長経験者の苦言である、何も思わない方がおかしいのだが・・・・・・・・。
もしいくらかでも史上に名と考えるんだったら、懸案の「森友・加計学園問題」に少しでも真摯に丁寧に説明責任を果たしてから、解散なり、改憲なりをやるべきだと進言したい。