フリーアナ長谷川豊さん改憲派と言いながら、真は軍隊復活組の急先鋒だった

 前回のブログに対してたくさんのご意見をいただき、感謝しています。まずは何より…「考えないと」いけないと思いますしね。皆さんが「自分の意見」を持つために考えて、賛成も反対も、全然別の意見も…色んなものの見方をしていいのだと思います。
 僕が現行の憲法9条は「ちょっと現実的ではないかもしれない」と感じている要因は、「戦争」とか「平和」って一口に言いますけれど…そんなものは相手あってのものだと考えているからです。実際に、あの憲法が制定された70年前は、「国」と「国」が戦って、戦争をしていたわけですよね?そして、その「国同士」の戦争が終わって「平和が来た」って言ってますけれど、現在どうなっているでしょうか?
 アメリカは「国」とは戦っていませんよね?でも、「平和」ですか?違うでしょ?「テロリスト」という何をし始めるか分からない連中と戦っていますよね?いきなり貿易センタービルに飛行機を突っ込ませる連中と戦っていますよね?「平和じゃない」ですよね?「戦争」してないのに。
 細菌攻撃の可能性も出てきている。
 サイバー攻撃の可能性はもっと出てきている。
 「平和」の概念も「戦争」の形もどんどん変わっていってしまっている。70年前の価値観のままでは対応なんて出来ていないんです。実際に、日本はそれらに巻き込まれています。
 世界には、日本の発展のために、世界に飛び出して頑張ってくれている日本人たちがたくさんいます。
 日本、今のままでいい訳がないでしょう?もう飽和状態の日本経済を救おうと、世界を相手に戦ってくれている人たちがいます。2001年の同時多発テロでは、24人もの日本人が殺されました。日本の発展のために、慣れないアメリカ生活をしながら頑張ってくれている人達でした。
 そんな人たちが…何の罪もない人たちが殺されました。
 僕は、自分もアメリカで生活した経験から、その人たちを殺されてなんだか、ほっとけっばいいや的な発想って嫌なんです。
 世界に様々な貧困があることを、世界には色んな苦しみがあることを、世界に飛び出して取材して、日本人にただ「伝えよう」としていた後藤健二さんは首を切り裂かれた挙句、ユーチューブで世界中に見世物にされました。
 僕は同じ「伝える」仕事をしているので、後藤さん、あ~ほっときゃいいじゃん、自己責任じゃん的な発想ってなんだか嫌な気がしているだけです。
 戦争を反対する気持ちはみんな同じです。
 戦争なんて、人殺しなんて、起きない方がいい。そんなの、超ウヨク的な人でも同じように思ってます。でも、そんなのも全て…相手あってのものだと思うのです。だとしたら、自衛隊は、一体何を守ればいいんだろうって。そう思ってるんですよね。
 皆さんは自衛隊って何を守ればいいと思ってます?多分、戦争反対!っていう人、9条は変えるな!って叫ぶ人達って…「日本を守ればいい!」って言いながら、「日本」の「領土」だけを守ればいい、要は「土地こそが日本」って思ってません?僕はそこのところがとても聞きたいのです。中国が、北朝鮮が、日本に攻め込んできたときに、その時だけ出来る範囲で交戦していいですよって?
 日本の発展のために、日本人の知識のために、世界に飛び出して、世界で頑張ってくれている日本人は…
 「地図上の日本の土地を離れているから」死んでも守らなくていいんだよって?「自己責任」って?自衛隊の範疇じゃないって?
 今、日本のGDP、どういう状態か知ってます?もう、世界がどんどん発展していっている中、この20年間にわたって全然成長もしていないんですよ?日本国内ではどんどん衰退していくだけなんです。世界に打って出ないと。トヨタが、ホンダが、なんで成長していけているか?世界相手に戦っているからです。
 こんな小さな島国だけじゃ、限界があるんです。なので、慣れない生活の中、日本のために、歯を食いしばって世界に出て戦ってくれている日本人たちが世界中にいるんです。
 日本人の税金で生活して食べている自衛隊(日本を守る隊)が、守ってくれるのって土地だけか?
 僕は「日本」を「日本人」のことだと信じています。この日本の土地で生まれた「人間」たちが作り上げた文化や伝統、思いやりの心や人間関係、それらをもって「クニ」は出来るのだと思います。
 世界の他の土地でビルをぶっ壊されて日本人が殺されまくったのに、自衛隊が動くためにあんなにアーダコーダと言われて。武器すら持てずに。日本人、自衛隊の皆さんにに一体いくらの税金を支払っているんでしょう?
 日本人ジャーナリストが首を掻っ切られて、さらし者にされて、世界中に配信される動画の中で堂々と「世界中の日本人を殺す」と宣言されてて、何もしない「自衛隊」に、いつまで税金を支払うんだろうかって。
 戦争アレルギーはあっていいと思います。
 世界に出ていった日本人は死にゃあいいって思うんならそう思ってればいいと思う。でも、僕の意見は違う。
 自衛隊には堂々と「日本人」を守ってほしい。
 「平和を愛する」とのたまっている方々全員に聞きたい。
 僕は「平和」や「戦争」は「相手あってのもの」だと思う。その観点から、9条はいささか「現実的ではない気がする」のです。その意見についてはどう思うのでしょうか?

これ『僕は自衛隊に「人」を守ってほしいと思う』と題したライブドアBLOGOS長谷川豊5月5日10:36の記事である。

 前日に引き続き彼(フリーアナ長谷川豊)の記事である。やはり彼は私から見ればかなりおかしい。少しばかりでなくおかしい。改憲派と言うだけでなく、憲法9条の非現実的と言う前に、何の事無い、自国防衛のための、戦前の軍隊復活的思考と言える。だったら回りくどく云わずに日本の防衛のためには、憲法9条改憲だけではとても対応出来ず対外的に戦いし得る軍隊が必要だと正面切って言えば良いのに、何を形式ぶっているのか、私には理解し難い。マスコミ人間の衣を脱ぎ去れないのか。所詮偉い事言いながら、何の事無い「エエかっこしーの軽過ぎ人間」ではないか。報道に疎いフジで1流でも報道の世界では3流アナと言える。明後日(あさって)出直して来いと言いたい。何を偉そうに。