北海道大は1日、国から計1550万円の科学研究費補助金を不正受給したとして、同大大学院農学研究院の有賀早苗教授(59)と夫で同大大学院薬学研究院の寛芳特任教授(64)を停職10カ月にしたと発表した。処分は3月16日付。2人は2006~07年度の2年間、日本学術振興会から助成を受け、パーキンソン病に関する共同研究を実施。同振興会が昨年4月、研究費の申請書類を点検したところ、寛芳特任教授が行った別の研究成果を流用・報告していたことが判明した。
北大によると、私的流用はなく、2人は不正受給を認めているという。記者会見した三上隆副学長は「高い職業倫理が求められるにもかかわらず、このような事態を招き、誠に遺憾。深くおわび申し上げる」と謝罪した。【千々部一好、酒井祥宏】
北大によると、私的流用はなく、2人は不正受給を認めているという。記者会見した三上隆副学長は「高い職業倫理が求められるにもかかわらず、このような事態を招き、誠に遺憾。深くおわび申し上げる」と謝罪した。【千々部一好、酒井祥宏】
これ「<北大>科学研究費を不正受給 教授夫婦を停職10カ月」と題した毎日新聞 5月1日(金)12時49分配信記事である。
これが国立大での不祥事である。普通夫婦を同じ職場に置くか?例え大学の教授と言えどもである。これは我々民間では考えられない事である。やはりお役所とはそう言うところかと思ってしまう。要するに誰もが緊張感の欠如と言えるのかも知れない。仲間意識が絶対とれない人種といえるのかも知れない。だから不祥事が起こっても、その機構のトップが「申し訳ありませんでした。」と全員頭を下げ、そしてその挙句の常套句「以後決してこのような事起こさないよう充分・・・・・・・・・」と言って終わるのだが、それが守られた例は殆ど無いのが実情である。そこで考えられるのが、その時「もしこのような事再度起こした場合は、この機構のトップは辞職する覚悟である」と私は言わせたいところだが、かばい合う彼らの事絶対言わないだろうな。それがお役所でありお役人である。