自民党参議院議員の佐藤ゆかり議員が衆院選に出るため議員辞職した、このようだったら参院議等廃止した方が良い

 参院は21日の本会議で、自民党佐藤ゆかり参院議員(53)=比例代表=の辞職願を許可した。衆院選に大阪11区から自民党公認候補として出馬することが既に内定している。これに伴い、比例代表名簿次点の阿達雅志氏(55)が繰り上げ当選となる見通し。
 佐藤氏の辞職による参院の会派別新勢力分野は次の通り。
 自民党113▽民主党・新緑風会58▽公明党20▽みんなの党12▽維新の党11▽共産党11▽次世代の党4▽社民党・護憲連合3▽新党改革無所属の会3▽生活の党2▽無所属4▽欠員1

これ「佐藤ゆかり参院議員の辞職許可 衆院選出馬へ」と題した産経新聞の報道である。

 こう言う事を聞くたびに私は国会議員の軽さを常に感じる。違法ではないからであるが、言葉では言い表せない嫌悪感を感じる。特に今回は衆議院が解散されたばかりだから特に思う。なんとなく割り切れないのは、参議院を辞職して間髪を入れてないからである。もっと前に辞めてて間を置いてればまた違っただろうが。これでは参議院衆議院の腰掛になってしまうからである。国会議員連中は常々、参議院良識の府であり、解散が無く、6年と言う長きにわたり、国民の代議員としてじっくりと落ち着いて政治に取り組めると殆どの議員が口を揃えて言って来た。その実、こう言う事に直ぐなる。ではその政治信条は何だったのか。思うに表向きの言葉とは疑わないが、余りにも露骨すぎる。と言っては、代議士と言われる衆議院議員の優位性を考えれば、言葉とは裏腹に、如何に参議院をバカにしてるのか、あるいは軽く見て、政権の夢を見るたびの現象と相成って来た。だったら正直に、参議院等廃止した方がスッキリするが、衆議院議員のリスク回避のためだけの、第2志望だったら、このデフレ不況期にムダ使いを見直すためにも、廃止した方が良いと私は思ってる。