伊吹文明衆議院議長「一票の格差」は法律違反では無いとのたもうた 議長からしてこれだ!国会議員なんて推して知るべしだ 投票に行きたくない気持である

 伊吹文明衆院議長は14日、国会内で記者会見し、「一票の格差」是正のため、次期衆院選が前回衆院選から選挙区を「0増5減」した新たな区割りで行われることについて「法律的にはクリアしている。憲法違反かどうかは最高裁の判断だ」との認識を示した。
  「0増5減」により、平成22年の国勢調査に基づく一票の最大格差が、判断の目安となる2倍を下回る1・998倍となっていることを根拠に挙げた。伊吹氏の下には9月、格差是正や定数削減を議論する第三者機関が設置されたが、結論は得られていない。議論は衆院選後に持ち越される見込みだ。
  一方、伊吹氏は会見で、10日に北京の安倍晋三首相から消費税率10%への引き上げ先送りと年内衆院選の意向を電話で伝えられたとする一部報道を「連絡は一切ない」と否定した。

これ『衆院解散風 伊吹議長「『一票の格差』は法律的にはクリアしている」』と題した産経新聞 11月14日(金)13時24分の配信記事である。

 いみじくもこの11日に私は「もし私が自民党総裁だったら「地方創生と消費税」解散と名付けて衆議院を即解散するのに何故やらないの? 」と題した記事を書いた。その後すぐ自民から解散の気風が見えたのは偶然の一致か。それはさておき、この伊藤文衆議院議長を私は見損なった。立法府の長たるものは党派を離れてもっと見識を持っていると思ってた。以前より私は与党の中でも、この文明議長が好きだったし気骨もあったと理解してた。しかし、長たるものの言葉とも思えん。このような事は確かに護法もその通りであるが、議員たる信条が一番と私は心得る。要するに国を担う心構えと言い換えても良い。当初の国民への無理をお願いの折は自らを持って、身銭を切る覚悟であった筈だがお忘れか。消費増税を決断する時に、自分らの議席も削減する筈ではなかったのか。それを選挙近くになった今頃になって法を侵してないとは何たる言い草か。そんなに国会議員て安かった軽かったのか。私は決して国会議員なんて信頼等してないが、余りにもいい加減ではないのか。立法府の長たるものからしてこの様である。国会議員何て推して知るべしだ。情けなくて、投票もしたくない気持である。