安倍首相、政権奪取以来僅か2年未満で歴訪国49か国 何をそんなに急ぐのだ?

 この週末、バングラデシュスリランカを訪れた安倍総理。第2次政権で歴訪した国の数は49に達し、歴代総理で最多となりましたが、隣国である中国と韓国は未だ含まれていません。
  安倍総理スリランカのラジャパクサ大統領との首脳会談で、海洋安全保障の協力関係を強化すると打ち出しました。これには港湾整備でスリランカに進出する中国をけん制する狙いもあり、実際、総理が進めてきた「地球儀をふかんする外交」は対中国を強く意識したものです。
  政権発足以来、訪問した国は49か国と、歴代総理大臣の中で最も多くなったものの、日本の目の前にある中国と韓国は訪れていません。
  「課題があるからこそ、やはり対話をしていく。どういう状況になっても対話の扉は閉じてはならないと思います」(安倍晋三 首相)
  中国、韓国との首脳会談が行われていないことについて、安倍総理はあくまで対話のドアはオープンで、あとは相手次第という「待ちの姿勢」を変えていません。
  こうした中、節目となる50か国目の訪問先は、11月にAPEC=アジア太平洋経済協力会議が開催される中国となる方向です。政府内でささやかれてきた「安倍総理は中国、韓国、北朝鮮の3か国以外はすべて訪問する」という冗談はひとまず回避されそうですが、お互いにけん制を繰り返し、歴史認識をめぐって対立したままの状況は変わっていません。 (07日21:44).

これ「安倍首相、歴代首相最多49か国訪問」と題したTBS系(JNN) 9月8日(月)1時26分の配信ニュースである。

 安倍首相、何かに取りつかれたような外遊だ。まさか「アベノミクス」政策の成功報酬のつもりの金のばらまきか? そう考えてもおかしくない訪問である。それとも米国や中国韓国との関係への逃避か? いづれにしても何を急ぎ何を焦っているのか?
その答えもうすぐ出るだろう。