甘利明経済財政・再生相の現在の低い長期金利は「正常でない」発言、「木を見て森を見ず」発言である

 甘利明経済財政・再生相は24日夕、経団連主催の都内でのフォーラムで講演し、低水準が続いている長期金利について「これが正常と思わない方がいい」と述べた。そのうえで「(安倍晋三政権の経済政策)アベノミクスで景気を良くしていけば自然と長期金利は上がっていく」と指摘。「その際には国債の信認を失わせない、財政再建プランに対して政府がきちっとコミットしていくこと」が大事だと強調した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

これ『経財相、低い長期金利「正常でない」 財政再建の重要性強調 』と題した日経新聞7月24日18:12の報道記事である。

 またまたこの男だ。第二次安倍政権になってから、こいつと官房長官の菅のやりたい放題目に余る。恐らくいい気になっての大局観のつもりだろうが、つまり木を見て森を見ずと言いたいのだろうが。彼らは間違っている。「アベノミクス」が成功したようにほざいているが、内実は、大企業onlyの政策ではないか。2013年度(平成25年度)の輸出大企業の財務状況見たら一目両全である。流動資産としていくらのキャッシュが溜まっていると思う?しかも法人税減税のオンパレードである。それでも大企業は恩人の安倍政権の言う事聞かず、表で手揉みしてその実裏では、舌をペロッっと出して、従業員のベースを上げず、内部留保に勤しんでいる。バブルからリーマンショックと世界の大不況を経験した大企業は、そう易々と政府の言う事等聞かず、もしもへのリスクを見据えた長期の戦略を考えて、企業あっての個人を時に描き、この時ばかりと安全パイにひた走っている。それも理解出来ずの政府の要人たちである。それをこの甘利大臣はさもアベノミクスの成功により、民需は達したとばかりの、貸出金利への楽観である。それこそ「木を見て森を見ず」である。こんなのが経済の主要大臣である。先が見えたと言うものである。