小憎らしくなった小学生の孫たち

 一番上の孫はもう中学3年生になってしまって来春高校受験だから、一時流行ったオーム真理教の「ああ言えば上祐」になってしまって、もう私たち爺婆と孫の関係はとっくに解消してしまって居るみたいだ。(笑い)
 後はその関係が継続されるのが、今春小学1年生になった一番下の孫と小学5年の真ん中の孫の二人である。
 夕方会社から帰ってまずする孫たちとのコミニケーションは三人で風呂に入る事である。最近その5年の孫が「爺、ボクもう5年生なんだよナ」としきりに言い始めた。そう言えば三回に一回くらいは一人で入ると言う時がままあった。この5年の孫そろそろ大人への旅立ちかと思っている。寂しい限りである。本当に残るはこの一番下の坊主だけになってしまったみたいだが、二人とも妻を騙して金を出させ、「チャレンジ」なる 進研ゼミ小学講座をやってるらしく、5年生の講座に子供用の「タブレット」見たいなのがついて来たみたいでなんだろうと5年の孫に聞いたら、隣で聞いていた1年生の孫が横から口出しし、「爺毎日パソコンやってる爺がタブレットの事解かるじゃないから聞かなくてもいいでしょう」と来た。不意を打たれ泡食った私は「タブレットかどうか解からないから聞いたんだろう、何を言うか」と半ば怒ったように高い声で怒鳴るように言ったら、その1年生の孫「爺何怒ってるの、怒る事無いじゃない」との言葉が返って来た。私は確かに大人げなかったが、頭に来た事は事実であった。常日頃より嫁さんである孫たちの母親は最近叶わなくなって来たと嘆いていて、一人くらいは優しい女の子がほしかったと言ってるのを見て成る程と感じた日だった。このように子供たちは我々の手を次々に離れていくんだなあとつくづく感じた休日だった。