使い慣れ親しんだWindows XP のサポートが終わる もう使えなくなるのか?

 米Microsoftが2001年10月にリリースしたOS「Windows XP」のサポート期間が、今年の4月9日に終了を迎えます。「サポート期間が終了すると何が起こるの?」「そのまま使い続けられないの?」という方のために、サポートの内容や期間終了後の危険性などを見ていきましょう。
OSのサポート期間とはどんなもの?
 まず、OSのサポート期間についての解説です。MicrosoftではOS製品のサポートとして、仕様変更や新機能の追加までを含む「メインストリームサポート」と、ビジネス・開発用製品を対象に不具合対応やセキュリティ関連の更新のみを行う「延長サポート」を提供しています。期間はいずれも最短5年ですが、OSでは次期バージョンの製品がリリースされた2年後にサポートを終了する可能性もあります。
 Windows XPの場合は、次期OSである「Windows Vista」がリリースされた2年後の2009年4月にメインストリームサポートが終了しました。通常であれば、ここからはビジネス・開発用製品の「Professional」と「Tablet PC Edition」だけが延長サポート期間に入る予定でした。しかし、当時はコンシューマ向けの「Home Edition」が非常に高いシェアを誇っており、このままサポートを終了すると数多くのPCがセキュリティ面で不安を抱えることになるため、Microsoftでは「Home Edition」と「Media Center Edition」にも2014年4月8日までの延長サポート期間を適用したわけです。
鍵の壊れたドアが増え続ける危険性
 それでは、サポート期間が終了すると一体なにが変わるのでしょうか。機械的な意味で「そのまま使い続けられるのか」と聞かれれば答えは「イエス」です。PCが起動しなくなったり、今までの機能が使えなくなるようなことはありません。しかしここで一番重要なのが、セキュリティ強度が大幅に低下することです。
 普段あまり意識する機会はないと思いますが、サポート期間中はWindows Updateの更新プログラムによって不具合対応やセキュリティ関連の更新が行われています。新たに発見されたセキュリティホール脆弱性などを継続的な更新でカバーし、ウイルスやクラッキングといった悪意のある攻撃からPCを保護するわけです。
 この更新がなくなると、当然ながらOSのセキュリティホール脆弱性はそのまま放置されることになります。家に例えるなら鍵の壊れたドアが増え続けるようなものですから、非常に危険な状態といえます。
「セキュリティ対策ソフトを使っているから大丈夫」と思うかもしれませんが、残念ながらこれらのソフトではOSのセキュリティホール脆弱性自体を埋めることはできません。ドアの鍵が壊れたまま警備会社を雇っているようなものなのです。
サポート期間が終了する前に対策を
 「そんなに重要なデータを保存しているわけでもないし…」という思い込みも大変危険です。メールからはWebサービスのIDをはじめさまざまな個人情報が抜き出せますし、ECサイトで買い物をしていればクレジットカード情報が盗まれる可能性もあります。さらに、悪意ある第三者がそのPCを踏み台として、別のPCやWebサイトに攻撃を仕掛けられることも十分に考えられるのです。
 このように、無防備なPCが増えるとインターネット社会全体の脅威が増加することになります。Windows XPを使用している方は、サポート期間が終了する前にぜひ対策を講じてください。
操作性重視ならWindows 7も選択肢に
 Windows XP環境からの脱却方法としては、現在使用しているWindows XP搭載PCのOSを新しいものに入れ替える、新しいOSを搭載したPCを購入する、という2つの選択肢があります。しかし、前者についてはスペック的にお勧めできません。PCの技術はWindows XPが登場した当時と比べて飛躍的に向上しており、そこに新しいOSを入れても快適な動作が見込めないからです。また、OS・アプリケーションともに64bit化が進んでいる点も、32bitが主流だった頃のハードウェアで対応が難しい部分のひとつです。
 現在市販されている買い換え対象PCのOSとしては、「Windows 7」と「Windows 8/8.1」が挙げられます。Windows 7を最初から搭載している製品は少なくなっていますが、中にはWindows 8/8.1からのダウングレードが可能なモデルもあるので、購入前に調べておくと良いでしょう。
 OS選びの目安ですが、使い勝手が若干変わっても構わないのであれば、タッチ操作に最適化されている最新OSのWindows 8/8.1がベストです。ただし、Windows 8/8.1は従来のOSと比べて操作に違和感を覚える人も多いため、店頭などで実機に触れてみて厳しそうであれば、Windows XPに比較的近い操作性のWindows 7をお勧めします。
 

これ『「Windows XP」のサポート期間が終了したらPCの買い換えは必要?』と題したわかりやすく解説するニュースサイトthe PAGEの記事である。

 
 WindowsのOS「Windows XP」のサポート期間が4月9日に終了する。
 私のところでは、Windows3.1が1台(NEC9821である、これは骨董品に近いが、古い鉄工所さんとかのオリジナル高価CADのデータ読み込みのためのフロッピーディスク1.2MB用)Windows2000(これも前と同じ)が1台、Windows XPが2台(これはWindows 7のダウングレード FDD=1.44MB用)、Windows VISTAが1台、Windows7 32bitが1台、同じく64bitが3台ある。これにWindows XPのノート3台である。つまりどんな状況でも対応出来るようにとの私の考えである。これに付随したソフトウェアはゆうに200は越えるだろうか。もうこれは気狂いである。主に技術計算やCAD関連ソフトが多いしファイル変換も多いからである。これも土木建設・測量と言う様な仕事から来ているし高価なものはゆうに200万円は越える代物もある。これは商売上の建設CALS/EC(公共事業支援統合情報システム)の必要性から来ているからである。本当にこの建設関連商売は金がかかり過ぎる商売である。それに比べ役所は良いもんだ。全ての通知や申請はホームページからと涼しい顔である。入札は電子だし、申請はホームページと言いながら、用紙はこちらにプリントアウト(そのためにプリンタはこちらで用意しなければならない)させ、しかも3部出せと言う(もしかすればそのためコピーも必要)、彼ら役人はただ机に座ってれば出来るし、職員の数も昔に比べれば格段に減ってても良い筈なのに、実際は、臨時を含めても増えているのが現実である。これや如何に。