私は大学4年時に卒論研究として東大の生産技術研究所に派遣された事があったため、ことのほかパソコンに出会った時期は結構古い。それらの詳細は2011年01月03日の拙ブログのページをを見て頂ければ良く解ると思う。(https://reikun11.hateblo.jp/entry/18425387)
その時期(1970年=昭和45年)は当然windows等無かった時代で当時のOSはUnixだったと記憶している。卒業して家業の建設会社に入った時、社長であった親父にねだって買ってもらったのが、当時珍しかった印刷用プログラム機器のDTPソフト機器Canon EZPACK(WordTop) Pro1000と言う代物だった。この機器殆ど印刷屋さんで使用する機器だったと後で営業マンに聞いた事があった。当然に高価で確か150万円したと記憶している。当時の大卒男子の初任給が約4万円の時代だったと聞いたからこの機器如何に高価だったか解かろうものだが、零細企業の会社が良く買ってくれたと今もって感謝している。その機器2000年問題がクリアできず、新しくアプリケーションソフトCanon WordTopとして出直した。それが当社では今もって使用している。だがwindows95とwindowsXPには載ったがそれ以降のOSには載せる事できず、当社ではXP機器3台で現在も使ってる。ところがメジャーでないため、現在のWord,Excel全盛時代には対応できず、当社では苦労してると言った方が正解であるが、使ってみて表計算ソフトExcelはまだ解るが、Wordは正直良くこんな面倒臭いソフト皆さん使ってるなと思う事しばしばである。半世紀も古いソフトより劣るとはこれ如何?
今回からしょうがなく年賀状Wordで挑戦してみたが、ホント良くこんなソフトと思う事やってて何度やめようと思った事か。一例を挙げれば例えば年賀状作成時、画像の上に文字を書くには、wordではいちいちテキストボックスで文字を書くが、書き始めや行間は文字の大きさに並行し、それを変えようとすればいちいち編集に入って直さなければならないが、半世紀前のソフトはそんな事しなくても、表組を選択すれば用紙の隅から隅までセルを自由に配置すれば、マウスポインタで自由に好きなところに配置して書けるのである。とてもじゃないがこのwordと言うソフト、メジャーにあぐらかいてユーザーの気持ちを考えたソフト作りしてないのでは思ってしまう。
とにかくmicrosoft全盛時代全てがmicrosoftの思うがままである。どこかそれに代わる会社出ないか待っている私である。