自己意識を否定されたら陰謀と言う「菅直人元首相」、それに降板会見をした「みの」は良く似ている?

 民主党菅直人元首相は、26日付の自らのブログで、次男が窃盗容疑などで逮捕(処分保留で釈放)されたタレント、みのもんた氏が報道番組のキャスターを降板したことについて「原子力ムラ」の陰謀説があると紹介、自分も原子力ムラの被害者だとする内容を展開した。
  ブログでは、原子力ムラはマスコミに対して広告料を通じて「自分に批判的な報道に圧力をかけてきたことは知っている」と明記、「みの氏は原発問題で東京電力安倍晋三首相を厳しく批判していた」ことから陰謀の可能性を指摘した。
  平成23年の福島第1原発事故で「菅氏が1号機への海水注入の中止を指示した」と報道されたことも、退陣に追い込むための原子力ムラが流したウソの情報と断じた。
 

これ『菅元首相、みのもんた氏降板に「原子力ムラの陰謀…私も被害者」』と題した産経新聞 10月28日(月)7時55分配信記事である。
 

 人間ここまで考えるともう、妄想以外の何者でも無い。自分を正当化するための詭弁でしかない。
 みのもんたが最初から素直にマスコミに接していればこうでなかったのかも知れないのに、それを自分の事とラッピングするとはやはりこのお方、とても人間の上に立つ質の無い人間である。彼が在職した宰相の期間がとてつも無く口惜しい限りである。
 そもそもみのもんたの場合は、当初子息であっても、人間20歳を過ぎれば、1個の人格を有する人間のため、親の干渉は届かないとして、静観する構えだったが、余りにも世間の反響が大きかった。それに事の良し悪しに言及するキャスターとしては、そんな考え方は不適格と言う事に気づいたからであろう。また菅さんの場合は、日本国のトップとしての緊急災害に対する意識の欠如(要するに脳無し)だったからに他ならない。良く似た二人ではある。