原発事故は人災と言う菅首相、じゃあ何で

 菅直人前首相は5日、東京電力福島第一原子力発電所の事故対応を巡る読売新聞のインタビューに応じ、「事故前から色んな意見があったのに、しっかりした備えをしなかったという意味で人災だ」と事故を振り返った。
 そのうえで、経済産業省原子力安全・保安院原子力安全委員会について「全電源喪失などを想定していなかったため、それに対応できなかった」と述べた。東電の情報伝達にも問題があったとし、同原発吉田昌郎所長にも自ら電話をかけ、状況把握に努めたことを明らかにした。
 菅氏は事故後、前線本部となるオフサイトセンターに人員が集まれなかったことなどを挙げ、「想定していたシミュレーションがほとんど機能しなかった」と総括。東電についても、「(格納容器内の蒸気を放出する)ベントをするよう指示を出しても、実行されず、理由もはっきりしない。説明を求めても伝言ゲームのようで、誰の意見なのか分からなかった」とした。
 退陣表明後の8月27日に福島県を訪れ、長期間住めなくなる地域が出るとの見通しを伝え、汚染物質の中間貯蔵施設の県内設置を要請したことについては、「被災者の皆さんには大変申し訳ないことだが、3・11の時の総理として、一番厳しい見通しについて話をするのは自分の責任と考えた」と述べた。
 読売の報道である。
 

 私は菅前首相が「事故前から色んな意見があったのに、しっかりした備えをしなかったという意味で人災だ」と言った発言は、時の総理だった人間の発言としては詭弁であると思うし、非常に不適切な、空菅だからこその発言と思う。そうだったとしたら、また彼が当時そう言う認識だったのなら、この空菅総理の初動ミスが尚被害を増幅させた張本人である事をまず、詫びるが先であろうと思える。やはりそれしか無い男である。
彼には以後表舞台には出現してもらいたくない。そして5日、都内で行われた「日本取締役協会設立10周年記念シンポジウム」で講演し、その講演で民主党を猛烈に批判した自民党の小泉元首相、そして公明党の機関紙と言える「潮」に「日本危機に対応出来無い民主党の責任」と題した記事を寄稿した、竹中平蔵と合わせこれら3人の輩はもうマスコミの前から姿を消し去る事を願うのみである。